下板橋駅

下板橋駅について

下板橋駅（しもいたばしえき）は、東京都豊島区池袋本町四丁目にある東武鉄道東上本線の駅です。この駅は1944年の東京大空襲で被害を受けてから復興された歴史があり、現在の駅舎は1935年に移転した後、2022年には南改札口が終日利用できるように変更されました。

歴史

下板橋駅は、1914年5月1日に東上鉄道の開通と同時に開業しました。その後、1935年に現在地に移設されましたが、1945年の東京大空襲により駅舎が全焼しました。復旧作業が進む中、駅は徐々に再開発され、近年では「メディカル・トラポリス構想」の一環として周辺の大学病院との共同開発が進められています。

駅の構造

下板橋駅は、地上にある相対式ホーム2面2線を持つ駅です。北改札口は2番ホームの大山側に位置し、1番ホームとは地下通路とエレベーター専用の跨線橋で接続されています。南改札口は元々臨時改札として朝夕ラッシュ時にのみ営業していましたが、2022年に終日営業に切り替わりました。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は15,274人となっています。駅周辺には板橋駅や新板橋駅が徒歩圏内にあり、周辺の商業施設や学校も充実しています。

駅周辺の施設

下板橋駅周辺には、東京都立北園高等学校や池袋本町三郵便局、池袋本町電車の見える公園などがあります。また、東武百貨店下板橋商品センターやマルエツ板橋駅前店も近隣にあり、生活に便利なエリアです。これにより、地域住民や通勤通学の利用者にとって利便性が高い駅となっています。

隣接駅

下板橋駅の隣には北池袋駅と大山駅があり、特に急行や準急といった多くの列車が通過する重要な地点でもあります。過去には金井窪駅が存在しましたが、東京大空襲の影響で1945年に廃止されています。今後もこの駅は地域の交通の要所として重要な役割を担い続けることでしょう。

このように、下板橋駅は長い歴史を持ち、地域社会に密接に結びついた重要な交通拠点です。

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