下諏訪岡谷バイパス

下諏訪岡谷バイパス

下諏訪岡谷バイパスは、長野県諏訪郡下諏訪町から岡谷市に至る全長約6.3kmの国道20号のバイパス[[道路]]です。

概要

この道路は、下諏訪町の国道142号交点付近から岡谷市の国道20号交点付近までを結んでいます。一部文献では全長を5.4kmと記載していますが、これは現道活用区間を除いた事業対象区間のみの距離を示しているためです。

下諏訪町と岡谷市周辺は、諏訪湖をはじめとする観光地や精密機械工業地域として知られ、交流が盛んな地域です。しかし、国道沿道は道幅が狭く、家屋が密集しているため、慢性的な交通渋滞が発生していました。この問題を解決するために、下諏訪岡谷バイパスが計画されました。

道路整備は、3つの工区に分けて進められました。

第1工区：下諏訪町東町から岡谷市長地鎮（1.7km）
第2工区：岡谷市長地鎮から同市今井（2.9km）
第3工区：岡谷市今井地内の現道活用区間（0.9km）を挟んで同地内（0.8km）

このうち、第2工区は国道142号新和田トンネル延伸事業と同時に暫定2車線で整備され、2004年3月に供用を開始しました。これにより、下諏訪岡谷バイパスは、国道142号方面から長野自動車道岡谷IC方面へ向かう車両の受け皿としての役割も担うことになりました。

残りの区間である第3工区は、塩嶺大橋を含む線形改良区間として2017年10月に開通しました。

路線データ

起点：長野県諏訪郡下諏訪町東町
終点：長野県岡谷市今井
延長：6.3km
事業中区間：5.4km
道路規格：第3種第2級
標準道路幅員：25.0m
車線数：4車線
車線幅員：3.5m
設計速度：60km/h

沿革

1990年11月13日：都市計画決定
1992年度：事業化
1994年度：用地買収に着手
1998年度：工事に着手
2001年7月：長地トンネルが貫通
2004年3月27日：岡谷市長地鎮 - 同市今井間2.9kmが暫定2車線で供用開始
2017年10月14日：岡谷市今井地先（塩嶺大橋）0.8kmが供用開始

地理

通過する自治体

長野県
諏訪郡下諏訪町
岡谷市

交差する道路

起点側から終点側へ、上り側と下り側で交差する道路を記載します。県道以上の道路、立体交差をする道路、または立体交差が計画されている道路を掲載しています。

脚注

注釈

出典

関連項目

日本のバイパス[[道路]]一覧
中部地方の[[道路一覧]]

外部リンク

国土交通省関東地方整備局長野国道事務所
下諏訪岡谷バイパス

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