世田谷区立山野小学校

世田谷区立山野小学校について

世田谷区立山野小学校は、東京都世田谷区砧に位置する公立の小学校です。この学校は、2010年度より「世田谷9年教育」を推進し、義務教育の9年間を通じて質の高い教育を提供しています。これは、同地区にある砧中学校や複数の小学校と連携し、「砧の学び舎」という教育グループを形成する取り組みの一環です。

学校の概要

山野小学校は、児童数が年々増加しており、2019年の時点で1089名が在籍しています。各学年のクラス編成は年によって異なりますが、特に第1学年は7クラス、3・5・6学年は各5クラス、2・4学年は各6クラスとなっています。このような環境の中で、地域運営校としての役割を担い、さらに避難所としても機能しています。地域の教育支援や防災の拠点としても重要な位置を占めています。

沿革

この学校は1963年6月26日に第1期校舎が落成し、その後1964年4月に開校しました。設立当初は、急増する生徒数に対応するために世田谷区立砧小学校の分校としてスタートしました。初代校長には綿引健三が任命され、同年の11月には校章も発表されています。1966年には校歌が制定され、2018年には新しい校舎が落成しました。

教員組織

令和元年5月1日現在、山野小学校の教員組織は、多様なニーズに対応できる体制が整っています。児童数の増加に伴い、教員の数も増え、副校長は1名から2名に増強されています。このような組織づくりは、教育環境の改善や質の向上に寄与しています。

通学区域

通学区域は、砧1丁目（一部）、2丁目から4丁目、そして6丁目にわたっています。地域の生徒は、基本的にはこの区域内から入学し、教育を受けます。

進学先

山野小学校の卒業生は、主に世田谷区立砧中学校へ進学しますが、一部の生徒は世田谷区立桜丘中学校への越境入学も選択できます。このように中学校への進学先も多様な選択肢が提供されています。

アクセス

山野小学校へのアクセスは非常に便利で、東急バスの山野小学校バス停からは徒歩2分、小田急小田原線の祖師ヶ谷大蔵駅からは徒歩8分の距離にあります。

まとめ

世田谷区立山野小学校は、地域との連携を重視し、質の高い教育を提供することに尽力しています。歴史があり、児童数が増加し続けるこの学校は、将来の教育の形成にも計り知れない影響を与えるでしょう。

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