中九州短期大学

中九州短期大学について

中九州短期大学（略称：NJC）は、1951年に設立され、熊本県八代市平山新町4438に本部を置く私立の短期大学です。1974年には正式に大学設置が認可され、以来、地域に根ざした教育機関として多様な人材を育成しています。大学は学校法人八商学園に所属し、学生に向けた教育理念は「師弟と和熟による人間形成」。

大学の概要

この大学には、経営福祉学科と幼児保育学科の二つの学科があります。経営福祉学科では、介護福祉士を目指す「介護福祉士コース」を2008年度から設置しており、実践的なスキルを身につけることができます。幼児保育学科では、「保育総合」と「子ども心理」の二つのコースが用意されており、未来の保育士となるための専門知識と技術が習得可能です。

学科と取得資格

学科構成は二つのメイン学科のみですが、それぞれの学科において特定の資格を取得することができます。経営福祉学科の「介護福祉士コース」では介護福祉士資格を取得することができ、幼児保育学科では保育士資格と、幼稚園教諭二種免許状が取得できます。これにより、卒業生は専門的な職業にスムーズに就けるような教育が行われています。

学生生活とクラブ活動

中九州短期大学では、学生生活が充実しており、体育系と文化系の多様なクラブ活動が存在します。体育系のクラブには弓道、サッカー、卓球、ソフトボール、バレーボール、テニス、格闘技、アウトドアなどがあります。特に女子バレーボール部は九州大学1部リーグに所属する強豪です。一方、文化系の活動も多様で、軽音楽やボランティア活動、茶道、華道、さらには「沖縄県人会」などのユニークなクラブも存在しています。

学園祭

学園祭として「ざぼん祭」が毎年行われており、学生同士の交流や地域の人々との繋がりを深める機会となっています。このように、大学全体として学生の自己表現の場やコミュニティの形成が積極的に行われています。

交通アクセス

熊本県八代市にあるこの短期大学は、肥薩おれんじ鉄道の肥後高田駅から徒歩数分の距離にあり、またJR九州鹿児島本線八代駅からも産交バスを利用してアクセスできます。アクセスの良さも、この大学の魅力の一つです。

卒業後の進路

卒業生の進路に関しては、経営福祉学科の卒業生は九州大学、島根大学、琉球大学などの大学に編入する実績があります。一方、幼児保育学科の卒業生は吉備国際大学や徳島文理大学、熊本学園大学などへ進学しています。こうした進学状況は、大学の教育が高い評価を得ている証とも言えるでしょう。

中九州短期大学は、その質の高い教育と豊富な学生生活を提供することで、多くの学生に支持されています。

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