中十余二

中十余二（なかとよふた）

概要

中十余二は、千葉県柏市西部に位置する地名です。郵便番号は277-0873です。この地域は、特徴的な地形をしており、4つの地域に分断されています。最も大きな地域は、常磐自動車道柏ICの近くに位置しています。北側の地域は工業地域として機能しており、その他の地域は、つくばエクスプレス沿線の開発に伴い、区画整理事業が進められています。

地理

柏市の西部に位置し、東は十余二、西は青田新田、北は柏の葉と隣接しています。4つの地域に分かれており、最も北に位置する常磐自動車道柏IC付近が最大の地域です。北側の地域は工業地域となっており、北東、東、南の地域は、つくばエクスプレス沿線地域開発に伴う柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業の施行地域です。北東の地域は「こんぶくろ池北地区」、東・南の地域は「柏の葉キャンパス駅周辺地区」として開発が進められています。全域が字元山に属し、中十余二字元山となっています。

歴史

中十余二は、もともと十余二の一部でした。1949年（昭和24年）に、旧柏飛行場区域が中十余二として分離、誕生しました。しかし、1990年（平成2年）に大部分が柏の葉一丁目～六丁目に分離され、残った地域が4つに分断される形となりました。

地名の由来

中十余二の地名の由来については、詳細な記録は残っていません。しかし、かつて十余二の一部であったことが、その名の由来に関わっていると考えられます。

沿革

1949年（昭和24年）4月1日：東葛飾郡田中村大字十余二のうち、旧柏飛行場区域を中十余二として分離。
1954年（昭和29年）9月1日：東葛飾郡田中村が同郡柏町、小金町、土村と合併し、東葛市となる。
1954年（昭和29年）11月15日：東葛市が柏市に改称。
1970年（昭和45年）：中十余二の一部を流山市駒木新田に編入。
1971年（昭和46年）：中十余二の一部を新十余二に分離。
1990年（平成2年）3月24日：中十余二の大部分を柏の葉一丁目～六丁目に分離。地域は4つに分裂。
2018年（平成30年）9月22日：柏インター第一地区土地区画整理事業に伴い、中十余二の一部を分離し、柏インター南を設置。

世帯数と人口

2018年（平成30年）10月31日時点での世帯数と人口については、情報が確認できませんでした。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合の学区については、情報が確認できませんでした。

施設

新柏倉庫柏インター倉庫
近鉄ロジスティックスシステムズ柏営業所

参考文献

エアリアマップ 都市地図 千葉県⑮ 柏市（1989年5月発行・昭文社）

脚注

特になし

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