中島徹 (音楽家)

中島 徹 (なかじま とおる)

中島徹は、1964年1月21日生まれ、兵庫県芦屋市出身のジャズピアニストであり、トロンボーン奏者としても知られています。

プロフィール

兵庫県立兵庫高等学校、大阪教育大学特設音楽科を卒業。大学在学中から本格的に音楽活動を開始しました。ジャズを基盤としながらも、ラテンやブラジル音楽など、幅広い音楽ジャンルに造詣が深く、その音楽性は多岐に渡ります。

2001年と2002年には、自己のプロジェクトである"LATIN-JAZZ-JAPONISMO～はぽにやす"で、国際交流基金の文化使節としてヨーロッパ各地10都市で公演を行い、国際的な評価を得ました。また、関西の老舗ビッグバンドである北野タダオ&アロージャズオーケストラをはじめ、数多くのバンドやセッションに参加し、多様な音楽家との交流を通じて自身の音楽性を磨いています。

主な参加作品

小野リサ - 「Romance Latino vol.3 ～Cuba Caliente y su ritmo sabroso」
VOCÊ - 「宇宙の法則～永遠の愛」
Sonho - 「Sonho」
PINKBONGO - 「Очень хорошо！」


これらの作品からも、中島の音楽性が多様なジャンルにまたがっていることがわかります。

著書

「プロフェッショナル・ジャズ・ピアノ」（ヤマハミュージックメディア、ISBN 978-4-636-81427-9 C0073）

この著書は、ジャズピアノの演奏技術や理論を深く掘り下げた内容となっており、多くの音楽家から支持されています。

エピソード

高校2年生のとき、兵庫県立兵庫高等学校吹奏楽部の一員として全日本吹奏楽コンクールに出場し、金賞を受賞。このとき、レスピーギ作曲「交響詩ローマの祭り」のトロンボーンソロを担当し、その演奏は「茶目っ気たっぷりで（余裕まで感じさせてしまう）」と評されました。高校時代は学生指揮者として、指揮や編曲にも才能を発揮していました。1学年上には、現在作曲家として活躍している栗山和樹がいました。

外部リンク

中島 徹（p/tb）ライブ・スケジュール


中島徹は、ジャズピアニスト、トロンボーン奏者としてだけでなく、作曲家、編曲家、著述家としても多才な才能を発揮し、日本の音楽シーンに貢献しています。

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