中村祐志

中村祐志（なかむら ゆうし）

中村祐志は1984年9月30日生まれの日本の俳優で、長崎県諫早市出身です。現在はイトーカンパニーに所属し、高い演技力と独特の個性を武器に幅広いジャンルで人気を集めています。身長182cm、血液型はO型。彼はエンターテインメントユニットPUPAのメンバーとしても知られています。

略歴

中村は日本大学経済学部を卒業しましたが、大学在学中は競泳選手として活躍しました。彼は特に背泳ぎを専門としており、2005年度男子50m背泳ぎの短水路日本ランキングで10位にランクインするなど、その実力を証明しています。競技生活では日本選手権に4年連続で出場し、国民体育大会にも登場。大学の水泳チームではレギュラー選手として参加し、特に3年生と4年生の時には総合優勝を果たし、天皇杯獲得に貢献しました。

大学卒業後は一般企業に勤務するも、知人の勧めでモデル業を経て俳優としてのキャリアをスタート。他の舞台作品での経験を経て、2014年にイトーカンパニーに所属しました。以降は舞台だけでなく映画やテレビドラマでも幅広く活動し、シリアスな役から悪役、そしてコメディーの役どころまで多彩な演技を見せています。特に、2019年には生瀬勝久が主催した生瀬ゼミに参加し、演技力を更に磨きました。このゼミは有限のメンバーで数ヶ月間、直接指導が受けられる貴重な機会です。

近年は時代劇にも多く出演しており、役者としての幅を広げています。彼は恵まれた体格を活かしてダイナミックなアクションシーンや殺陣を得意としながらも、安定した演技に対する評価も高いです。

人物

中村は、強面の見た目とは裏腹に心優しく、周囲からの人望を集めています。先輩や後輩から愛されるキャラクターで、顎や肩幅に関する冗談をよく言われることでも知られています。運動神経が抜群で、その体格を活かして役者活動を行っています。特にアクションや殺陣のスキルを磨いており、役者としての成長を怠っていません。自身のブログでは、一番体を絞った際には体脂肪率が5%まで落ちたことを公表しています。

主な出演作品

ドラマ

・デスノート（2015年、日本テレビ）
・視覚探偵 日暮旅人（2017年、日本テレビ） - 組員役
・桜の塔（2021年、テレビ朝日）
・私のエレガンス（2022年、BSテレビ東京） - ナンパ男役
・ボクの殺意が恋をした（2021年、日本テレビ） - 変装デスプリンス役

映画

・東京喰種トーキョーグール（2017年）
・ザ・ファブル（2019年） - 真黒組員
・修羅の世界（2022年）
・東京リベンジャーズシリーズ（2021年-2023年）

舞台

・忠臣ぐらっちぇ!（2012年）
・ミュージカル☆忍者じゃじゃ丸くん（2014年）
・虹色サラウンド〜SURREAL〜（2018年、主演）

中村祐志は、その多才な才能と人柄で、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。

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