中條卓

中條卓 (なかじょう たかし)

日本の音楽シーンを支えるベーシスト、中條卓。THEATRE BROOKとCOUCHという二つの人気バンドのメンバーとして活躍する彼の音楽人生を紐解きます。

プロフィール

氏名: 中條 卓 (なかじょう たかし)
生年月日: 1965年1月18日
出身地: 神奈川県南足柄市
担当: ベース
所属バンド: THEATRE BROOK, COUCH, OKI DUB AINU BAND

音楽への目覚めと初期の活動

幼少期は野球選手を夢見ていた中條。しかし、中学時代に見た「ウッドストック」の映像が彼の人生を大きく変えます。ボブ・ディランやローリング・ストーンズの音楽に衝撃を受け、自身もバンドを結成することを決意します。

高校時代には、ヤマハ主催の音楽コンテストで常連となり、地元代表として全国大会にも出場。地元小田原では名の知れたバンドとして活躍しました。しかし、大学生になるとメンバーの就職活動などにより、バンドは自然消滅という形を迎えます。

プロとしてのスタート

1987年、中條はKING BEESに加入し、プロとしての活動をスタートさせます。新宿のライブハウス・ロフトなどでTHEATRE BROOKと頻繁に対バンするうちに、その才能が認められ、THEATRE BROOKにサポートメンバーとして加入することになります。

THEATRE BROOKへの正式加入

1995年頃、中條はTHEATRE BROOKに正式メンバーとして迎えられ、現在に至るまでバンドを支え続けています。THEATRE BROOKでは、その卓越したベースプレイでバンドのサウンドを支えるだけでなく、作曲にも携わるなど、多才な才能を発揮しています。

その他の活動

中條の活動はTHEATRE BROOKだけにとどまりません。2007年には、永井"ホトケ"隆率いるブルース・バンド、blues.the-butcher-590213に加入。

さらに、アイヌの弦楽器トンコリの演奏者であるOKIが率いるOKI DUB AINU BANDのメンバーとしても活動するなど、幅広い音楽性で活躍しています。

エピソード

中條がベーシストになったきっかけは、意外なものでした。最初にバンドを組んだ際、メンバー3人中2人が先にギターを購入。ギターを諦めた中條は、残された選択肢としてベースを購入し、ベーシストとしての道を歩み始めました。

初めてコピーした曲は、ビートルズの「COME TOGETHER」。この曲が、彼の音楽的なルーツの一つとなっています。

また、作曲家で元Virgin Berryの浅野ケンは、中條の従姉弟の子にあたります。

まとめ

中條卓は、THEATRE BROOKをはじめとする様々なバンドで活躍する、実力派ベーシストです。彼の音楽に対する情熱と才能は、多くのファンを魅了し続けています。今後、どのような音楽を届けてくれるのか、期待が高まります。

外部リンク

シアターブルック（公式ウェブサイト）

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