中田伸江・伸児

中田伸江・伸児は、昭和時代に活躍した漫才コンビです。二人は共に中田アップの門下生で、1976年5月にトップホットシアターでコンビとしてデビューしました。

メンバー

中田伸江（1958年 - ）：本名は和泉信江。大阪府泉大津市出身。
中田伸児（1958年 - ）：本名は沢井義孝。大阪府平野区出身。伸江とコンビを組む前は、1974年11月から中田ナイスとして中田パットとコンビを組んでいましたが、1975年10月に解散しています。

活動と解散

中田伸江・伸児は、トップホットシアターを中心に活動し、その卓越した話術とユーモアで多くの観客を魅了しました。1978年には上方漫才大賞 新人奨励賞、1979年にはNHK上方漫才コンテスト 優秀話術賞を受賞するなど、その実力は高く評価されました。しかし、1983年に惜しまれつつも解散しました。

解散後

解散後、伸児は芸名を中田しんじと改め、北海道を拠点にローカルタレントとして活動しています。テレビやラジオ番組に出演し、地域に根ざした活動を展開しています。

受賞歴

1978年：上方漫才大賞 新人奨励賞
1979年：NHK上方漫才コンテスト 優秀話術賞

参考文献

「現代上方演芸人名鑑」（少年社、1980年）

関連項目

日本お笑い史
漫才師一覧

外部リンク

中田しんじ プロフィール ｜ フロムサウンズ (ウェイバックマシン)

中田伸江・伸児は、短い活動期間ではありましたが、昭和の漫才史にその名を刻んだコンビです。上方漫才の伝統を受け継ぎながらも、独自のスタイルを確立し、多くの人々に笑顔を届けました。特に、テンポの良い掛け合いと、日常を切り取ったような親しみやすいネタは、幅広い世代から支持を集めました。解散後も、それぞれが新たな道で活躍を続けており、その才能は今もなお輝きを放っています。

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