串間インターチェンジ

串間インターチェンジ：東九州自動車道の新たなアクセス拠点

宮崎県串間市西方にて建設が進められている串間インターチェンジ（仮称）は、東九州自動車道に並行する一般国道220号の自動車専用道路である油津・夏井道路の一部として位置づけられています。本インターチェンジの整備によって、串間市とその周辺地域へのアクセス向上、ひいては地域経済の活性化が期待されています。

計画概要

串間インターチェンジは、油津・夏井道路の夏井IC～奈留IC間に位置し、東九州自動車道と接続する重要なインターチェンジとなる計画です。現在、具体的な開通時期は未定ですが、道路整備事業の進捗状況によっては、今後開通時期に関する情報が公表される可能性があります。

事業の歴史

東九州自動車道の未事業化区間であった日南IC～志布志IC間の整備計画は、2013年に九州地方整備局によって3ルート案が提示されたのが始まりです。その後、2014年には国土交通省が全区間を自動車専用道路として整備する方針を決定し、具体的な事業化に向けた動きが加速しました。

2016年には、日南IC～油津IC間と夏井IC～志布志IC間の事業化が決定。その後、2019年には油津IC～南郷IC間と奈留IC～夏井IC間の事業化も決定し、計画を着実に進めています。

周辺環境

串間インターチェンジは、串間市の中心部から比較的近い場所に位置しています。周辺には、串間市役所、串間駅、道の駅くしまなどの公共施設や、串間市総合運動公園、串間市民病院といった生活関連施設が集中しているため、インターチェンジの開通によって、これらの施設へのアクセスが大きく向上すると予想されます。

周辺施設一覧

串間市街地
串間市役所
串間駅
道の駅くしま
串間市総合運動公園
串間市民病院

接続道路

串間インターチェンジは、東九州自動車道（自動車専用道路区間を含む）と接続します。隣接するインターチェンジとしては、奈留ICと夏井ICが挙げられます。これにより、東九州自動車道を介して、宮崎県内各地のみならず、九州各地へのアクセスも容易になります。

まとめ

串間インターチェンジは、東九州自動車道の更なる延伸と、串間市の発展に大きく貢献する重要なインフラ整備事業です。開通により、地域住民の利便性向上や観光客誘致といった多様な効果が期待されており、今後の進捗状況に注目が集まります。事業関係者による更なる情報公開と、円滑な事業推進が望まれます。

参考文献

国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所
NEXCO西日本 東九州自動車道

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