丸大サクラヰ薬局

株式会社丸大サクラヰ薬局：青森の地域医療を支えるドラッグストアチェーン

株式会社丸大サクラヰ薬局は、青森県青森市に本社を置くドラッグストアチェーンです。主力ブランドである『ハッピー・ドラッグ』を中心に、青森県内はもとより、秋田県北部および岩手県北部にも店舗を展開し、地域住民の健康を支える重要な役割を担っています。

企業の歴史と変遷

1972年10月、有限会社丸大サクラヰ薬局として創業しました。以来、着実に店舗数を増やし、1982年9月には『ハッピー・ドラッグ』1号店となる油川店（現在は閉店）を開店しました。その後、1998年10月に株式会社へ改組、さらに1999年5月にはハッピー調剤薬局を開局するなど、事業領域を拡大していきます。

2004年3月には都市型ドラッグストアの新業態『ドラッグ・オー』を展開開始。より多様なニーズに対応できる体制を整えました。そして、2017年9月にはウエルシアホールディングスに買収され、イオングループ傘下のナショナルドラッグチェーンであるハピコム構成企業の一員となりました。この買収を機に、同社の経営は新たなステージへと進みます。

店舗展開と業態

現在、丸大サクラヰ薬局は主に以下の3つの業態で展開しています。

ハッピー・ドラッグ: 青森県内を基盤に、秋田県北部（大館市、鹿角市、北秋田市、能代市、秋田市）と岩手県北部（二戸市、九戸郡洋野町）にも進出している主力業態です。ウエルシアHD傘下入り以前は、一部店舗を除き24時間営業でしたが、2017年10月以降は、ほぼ全店舗が22時閉店となりました。ただし、現在も24時間営業の店舗も増加傾向にあります。また、ウエルシアHD傘下入り以降、一部店舗で店名変更が行われており、店頭には変更前の店名表記が残っている店舗も見られます。

ドラッグ・オー: 都市型ドラッグストアとして、青森市本町に1店舗のみ展開しています。ウエルシアHD傘下入り後は、「青森ドラッグ・オー店」として営業しています。

* ハッピー調剤薬局: 48カ所の調剤薬局を展開しており、うち7店舗は調剤専門、残りはドラッグストアとの併設店舗となっています。ウエルシアHD傘下入り以降は、親会社の施策に沿って、ドラッグストアとの併設を進めています。

まとめ

株式会社丸大サクラヰ薬局は、地域に密着したドラッグストアチェーンとして、青森県をはじめとする東北地方の医療・健康増進に大きく貢献しています。ウエルシアHD傘下入り後の経営改革によって、さらに発展を遂げ、地域住民にとってなくてはならない存在となっています。今後の展開にも注目が集まります。

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