丸山凜太朗

丸山 凜太朗

1999年12月17日生まれ、福岡県出身のラグビーユニオン選手。フィールド上では、ゲームメイクを担うスタンドオフ（SO）や、力強い突破が期待されるセンター（CTB）のポジションを務めます。ジャパンラグビーリーグワンに所属する花園近鉄ライナーズの一員としてプレーしています。

幼少期にあたる7歳で楕円球と出会い、ラグビーのキャリアを歩み始めました。高校はラグビー強豪校として知られる東福岡高校に進学。ここで才能を伸ばし、全国レベルの舞台で活躍を見せました。その実力が評価され、高校日本代表にも選出される栄誉を得ました。高校卒業後、2018年には東海大学へと進学し、大学ラグビーの舞台でさらなる研鑽を積みます。大学在学中もそのポテンシャルは高く評価され、ジュニア・ジャパンやU20日本代表といった世代別の日本代表メンバーにも選出されるなど、将来を嘱望される存在として成長を続けました。

大学での学びとラグビー活動を終え、2022年に東海大学を卒業。同年、新たな挑戦の場としてジャパンラグビーリーグワンに参入したトヨタヴェルブリッツに加入しました。プロ選手としての第一歩を踏み出した丸山選手は、チームでの経験を積み重ね、同年12月17日、自身の誕生日に行われたリーグワン第1節、静岡ブルーレヴズ戦で公式戦デビューを果たしました。この試合では途中出場ながらもリーグワンの舞台に立ち、プロキャリアにおける重要な一歩を刻みました。

トヨタヴェルブリッツでの活動中、さらなる成長機会を求め、2023年5月にはニュージーランドのパイレーツ・オールドボーイズへと派遣されました。海外での武者修行を通じて、異なるラグビースタイルや文化に触れ、選手としての幅を広げる貴重な経験を積みました。

海外での経験を経て日本へ帰国した後、新たな所属先として花園近鉄ライナーズを選択。2024年7月に同チームへの入団が発表されました。現在は花園近鉄ライナーズの一員として、リーグワンでのさらなる活躍を目指しています。

175cm、84kgという体格を活かし、SOとしては正確な判断とパススキルでゲームをコントロールし、CTBとしては強靭なフィジカルでラインブレイクやディフェンスの中核を担うことが期待されます。チームメイトからは「りん」という愛称で親しまれています。

高校日本代表、ジュニア・ジャパン、U20日本代表と各世代の代表チームに選ばれてきた経験は、その高いポテンシャルと将来性を物語っています。トヨタヴェルブリッツでのプロ入りから、海外派遣を経て、花園近鉄ライナーズでの新たな挑戦と、着実にキャリアの階段を上がっています。今後のラグビーキャリアにおいて、彼がどのような輝きを見せてくれるのか、ファンからの期待も高まっています。

経歴

7歳でラグビーを開始
東福岡高校卒業（2018年）
東海大学入学（2018年）
東海大学卒業、トヨタヴェルブリッツ加入（2022年）
リーグワン公式戦初出場（2022年12月17日）
パイレーツ・オールドボーイズへ派遣（2023年5月）
花園近鉄ライナーズへ入団（2024年7月）

主なポジション

スタンドオフ（SO）
センター（CTB）

代表歴

高校日本代表
ジュニア・ジャパン
U20日本代表

所属チームの変遷

トヨタヴェルブリッツ（2022年 - 2024年）
花園近鉄ライナーズ（2024年 - ）

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