丹波篠山市消防本部

丹波篠山市消防本部の概要

丹波篠山市消防本部（ささやまししょうぼうほんぶ）は、兵庫県丹波篠山市に設置されている消防機関です。この本部は、市全域を対象として消防活動を行っています。消防の活動には火災の消火だけでなく、救急対応や災害救助など多岐にわたる業務が含まれています。

基本情報

本部の所在地は丹波篠山市北40-2で、管轄する地域の面積は377.61平方キロメートルです。職員は、65人が在籍しており、消防署1カ所と出張所が3カ所設置されています。2023年4月1日時点での主力機械の数は以下の通りです。

• - 普通消防ポンプ自動車：2台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：1台
• - 化学消防自動車：1台
• - 高規格救急自動車：5台
• - 救助工作車：1台
• - 指揮車：1台
• - 広報車：1台
• - 指令車：1台
• - 支援車：2台
• - 無線簡易中継車：1台

これらの車両は、迅速かつ効率的な対応を可能にするために多様な機能を備えており、さまざまな災害に即応できる体制を整えています。

沿革

この消防本部の歴史は1999年にさかのぼります。この年には多紀郡篠山町、今田町、丹南町、西紀町が合併し、篠山市が誕生しました。これに伴い、4町で設置されていた多紀郡広域行政事務組合が合併前日をもって解散し、その消防業務は新たに設立された篠山市消防本部に継承されました。

以降、篠山市は自らの消防本部として消防サービスを提供し続けました。2019年には市名が丹波篠山市に変更されたことで、消防本部の名称も「丹波篠山市消防本部」となりました。

組織構成

丹波篠山市消防本部は、以下のように組織されています。

• - 本部: 管理課、予防課、警防課から構成されています。
• - 消防署: ここでは警防第1係、救急第1係、通信第1係、警防第2係、救急第2係、通信第2係の6つの係が設けられ、各部門でそれぞれの役割を果たしています。

特に、警防部門は火災や事故時の迅速な対応を担当し、救急部門は病人や負傷者に対する応急処置を行う専門スタッフが配置されています。また、通信部門は出動要請や情報伝達を担っており、全体の運用を円滑に進める重要な役割を果たしています。

まとめ

丹波篠山市消防本部は、その歴史と組織体制からもわかるように、地域社会の安全を守るために重要な役割を果たしています。今後も、地域住民の安心と安全を最優先にした活動を続けていくことでしょう。

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