乃蒼ヒカリ

乃蒼ヒカリ：アイドルとプロレスラーの融合

乃蒼ヒカリ（のあひかり）は、1998年2月18日生まれ、北海道出身のアイドルであり、プロレスラーです。アイドル兼プロレスラーグループ『アップアップガールズ（プロレス）』の元メンバーとして活躍し、東京女子プロレスでも華々しい成績を残しました。

プロレスラーとしてのキャリア

2017年、DDTプロレスリングとのコラボレーションプロジェクト『アップアップガールズ（プロレス）』のオーディションに合格。同年8月27日、＠JAM EXPOでステージデビューを果たします。翌2018年1月4日、東京女子プロレス後楽園ホール大会でプロレスデビュー。当初は苦戦を強いられましたが、持ち前のプロレス愛と努力で着実に実力をつけ、シングルマッチ初勝利、そして東京プリンセスカップへの出場権を獲得するなど、活躍の場を広げていきました。

2018年12月31日、リングネームを乃蒼ヒカリに改名。以降も東京女子プロレスを中心に活躍を続け、2019年には万喜なつみとのタッグチーム「ぱんでみっくBoo-Boo」を結成し、タッグ王座に挑戦するなど、精力的に活動しました。ハードコアマッチにも果敢に挑戦するなど、その高いプロレスへの情熱を常に示し続けてきました。

2021年にはインターナショナル・プリンセス王座を獲得。さらに、ソロ音楽プロジェクトをクラウドファンディングで成功させ、ソロCDのリリースや写真集の制作など、活動の幅を大きく広げました。

2023年には角田奈穂とのタッグチーム「ふりーWiFi」でプリンセスタッグ王座を獲得するも、同年12月31日、体調不良のため王座を返上。2024年2月16日、活動休止を発表、同年5月15日付けでアップアップガールズ（プロレス）および東京女子プロレスを卒業しました。

アイドルとしての活動

プロレスラーとしての活動が中心でしたが、アイドルグループの一員として活動した経験も豊富です。オーディション応募の際には、「プロレスの方がしんどいからアイドルはできるだろう」と考えていたと語っていますが、実際にはダンスの運動量の激しさに驚かされるなど、アイドル活動の大変さを知ることになりました。それでも、プロレスラーとしての活動と並行してアイドルとしての活動も両立させ、その多才ぶりを発揮しました。

乃蒼ヒカリの魅力

乃蒼ヒカリは、小さい頃からプロレスファンであり、好きなレスラーに葛西純、好きなデスマッチアイテムに蛍光灯を挙げるほどのプロレスマニアです。その情熱は、彼女のプロレススタイルにも反映されており、ハードコアマッチにも果敢に挑戦する姿は多くのファンを魅了しました。

また、両耳に多数のピアスを開けているなど、個性的なファッションセンスも持ち合わせています。入場時にはポーランドのゴシックブランド「RESTYLE」のパーカーを着用するなど、独自のスタイルを貫き通す姿も魅力の一つです。

得意技と入場曲

得意技には、「ブリザード・スープレックス・ホールド」、「裏投げ」、「コブラツイスト」、「ブルーレーサー」など、数々の技を習得しています。入場曲には、「ROCK BOTTOM」とデスマッチ専用曲「I’m Alive」を使用しており、これらも彼女の個性を際立たせています。

まとめ

乃蒼ヒカリは、アイドルとプロレスラーの両面で活躍した稀有な存在です。彼女の情熱、努力、そして個性は、多くの人々に感動と勇気を与え続けました。活動休止は残念ですが、彼女の今後の活躍に期待しましょう。

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