久島健一

久島 健一のプロフィールと業績

久島健一（くじま けんいち）は、1969年9月25日生まれで、熊本県鹿本郡植木町（現在の熊本市北区）出身のラジオディレクターです。熊本放送（RKK）の社員として、多くのラジオ番組の制作やパーソナリティとしての活動をこれまで行ってきました。彼は「くーじー」という名義でも知られ、多岐にわたるメディアでの番組制作にも取り組んでいます。

略歴とキャリアの歩み

久島は熊本商科大学（現熊本学園大学）を卒業した後、1992年に熊本放送に入社しました。最初はラジオ営業部に配属され、後に東京支社のテレビ営業部へ異動となりましたが、1998年に念願の制作部門に異動し、帰熊してラジオディレクターとしてのキャリアをスタートさせました。

彼は早くからインターネットを活用した番組を手掛けており、将来を見据えた活動を行ってきました。その多様な経験を活かし、熊本日日新聞の女性向け冊子『PEAP』に6年間連載を持ち、また熊本市繁華街の上通にある『上通STYLE』にもコラムを寄稿していました。さらに、環境問題に取り組むRKKラジオのHERBプロジェクトで、ラジオカー「ミミー号」の制作やマスコットキャラクターのデザインも手掛けました。

「Club Sunday Street」ではDJのhugh（熊本竜太）や社外ディレクターの増子和由とともに「hmc」というユニットを結成し、CDを2枚制作しています。

彼は2009年にはラジオの編成部門に移り、公式ブログやFacebookも担当していました。2018年に独立したラジオ制作部に戻り、「とんでるワイド 大田黒浩一のきょうも元気！」などを担当し、メディア推進部での活動も経て、2021年には報道制作局デジタルメディア部に異動しました。

受賞歴と成果

2020年度にコロナ禍を背景に活動した彼は、熊日広告賞の優秀賞を受賞し、これは同局にとって16年ぶりの受賞でした。久島の過去の作品「AMへ、かえろう。」で受賞した16年前も同様に彼の手によるもので、翌年続けての受賞も果たしました。

プライベートと趣味

久島は24歳で東京に転勤するまで、幼少期を含む全ての時間を熊本で過ごしていました。学生時代は野球部のピッチャーとして活動し、他にも陸上や柔道など多様なスポーツに関わってきました。また、彼は飲酒や喫煙をしない健康的な生活を送っています。趣味は純文学を中心とした読書や音楽鑑賞で、小沢健二の大ファンです。

彼の息子も野球を行っており、熊本東リトルシニア時代に現役選手の村上宗隆と共にプレーしていた経歴があります。父子共に熊本学園大学の硬式野球部でその愛好を続けているのです。

現在の活動

現在、久島は「Radioマンガ研究室」という番組の編集担当として、SpotifyやGoogle Podcastなどのプラットフォームにて配信を行い、一部出演もしています。その活動を通じて、ラジオとデジタルメディアの融合を図りながら、熊本のメディアシーンに新風を吹き込んでいます。

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