久島直人

久島直人氏の外交官としての軌跡

久島直人氏は、山梨県出身の日本の外交官です。東京大学法学部を卒業後、1986年に外務省に入省しました。入省後は、英語研修のためアメリカのアマースト大学に留学し、卒業しています。

久島氏は、外務省において様々な要職を歴任しました。2005年には国際協力局地球環境課気候変動室長として、地球温暖化問題に取り組みました。2008年には総合外交政策局国連政策課長として、国際連合との連携を深めました。

2013年には、国際連合日本政府代表部公使（社会部長）に就任し、国際社会における日本の立場を強化しました。その後、内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）として、内閣府の政策立案にも携わりました。

外務省では、大臣官房総括審議官、大臣官房審議官などを経て、2019年に大臣官房審議官（総括担当）兼初代公文書監理官に就任。同年には、外務省軍縮不拡散・科学部長（大使）として、核兵器廃絶や軍縮問題に取り組みました。

2020年には、外務省大臣官房付となり、内閣府国際平和協力本部事務局長として、国際平和協力活動を推進しました。2022年9月からは、大臣官房付兼中曾根康弘世界平和研究所主任研究員として、研究活動にも従事しています。

久島氏の同期には、石川浩司氏（シンガポール大使）、岩間公典氏（バングラデシュ大使）、牛尾滋氏（南アフリカ大使）、宇山智哉氏（WTO事務局長上級補佐官）、大鷹正人氏（タイ大使）など、多数の外交官がいます。

これらの経験を通じて、久島氏は、国際協力、国連政策、軍縮・不拡散、国際平和協力など、多岐にわたる分野で豊富な知識と経験を培ってきました。その卓越した能力とリーダーシップは、日本の外交政策に大きく貢献しています。

久島直人氏の主な経歴

1986年：外務省入省
1989年：アメリカ・アマースト大学卒業
2005年：外務省国際協力局地球環境課気候変動室長
2008年：外務省総合外交政策局国連政策課長
2013年：国際連合日本政府代表部公使（社会部長）
2019年：外務省大臣官房審議官（総括担当）兼初代公文書監理官
2019年：外務省軍縮不拡散・科学部長（大使）
2020年：内閣府国際平和協力本部事務局長
* 2022年：大臣官房付兼中曾根康弘世界平和研究所主任研究員

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