乙支路4街駅

乙支路4街駅 (BCカード駅) 概要

乙支路4街駅（ウルチロサガえき）は、大韓民国ソウル特別市中区に位置する重要な交通ハブです。この駅はソウル交通公社によって運営されており、2号線および5号線の利用が可能です。駅番号は、2号線が204、5号線が535です。

駅の歴史

この駅は1983年9月16日に開業しました。当初はソウル特別市地下鉄公社の一部として、2号線が乙支路入口から聖水区間に開通した際に導入されました。1996年12月30日には、5号線が汝矣島から往十里までの区間が開通したことにより、乗換駅としての機能も加わりました。その後、2005年1月1日にソウルメトロに改称され、2017年5月31日にはソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社が統合された結果、現在のソウル交通公社の駅となりました。

駅構造

乙支路4街駅は地下に構造されており、2号線のホームは地下2階に位置しています。ここには2面2線の相対式ホームがあり、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。ホームの中程には5号線との接続階段があり、利便性が高いのが特徴です。改札階は地下1階にあり、乙支路地下歩道と統合されています。改札口は2つあり、どちらも内回りと外回りで互いに分かれています。また、化粧室は改札外に2ヶ所設置されています。

5号線は地下5階にホームがあり、こちらは島式ホーム1面2線となっています。残念ながら、案内上ののりば番号は設定されていません。ホームの近くには2号線内回り方面行きへの接続階段があります。また、改札階は地下2階にあり、ここでも1つの改札口が存在し、2号線の改札階につながる階段も設けられています。出入口は合計で10ヵ所あり、番号は1番から10番まで振り分けられています。

利用状況

近年の利用状況は、日々の平均利用人員において大きな変動はありません。駅はビジネスや観光の拠点として機能しており、多くの利用者が見込まれています。

駅周辺の施設

乙支路4街駅周辺には、多様な商業施設が集まっており、その中には家具商街や広蔵市場、企業銀行、さらに中区役所や乙支路4街郵便局などがあります。また、照明器具商街、平和市場、中部市場などが点在しており、買い物に訪れる市民や観光客にとって便利な環境が整っています。

駅の近くには、NHメディアやBCカード本社、NH農協銀行乙支路4街支店も位置しており、ビジネスエリアとしても活発です。清渓路や忠武路といった主要道路も近く、交通の便が良いため、訪れる人々には非常に利便性の高いエリアと言えるでしょう。

隣接する駅

この駅の隣には、ソウル交通公社の2号線乙支路3街駅（203）と東大門歴史文化公園駅（205）が、また5号線の鍾路3街駅（534）と東大門歴史文化公園駅（536）があります。これにより、利用者はスムーズに他の路線へとアクセスすることができます。

乙支路4街駅はその立地と利便性から、日々多くの人々に利用される重要な駅です。

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