亀山八幡宮 (佐世保市)

亀山八幡宮

亀山八幡宮は、長崎県佐世保市の中心部に位置する神社で、「八幡神社」や「八幡様」という名で広く親しまれています。市内でも最大規模の境内を有し、佐世保市民の心の拠り所となっています。

概要

亀山八幡宮は、佐世保市役所の北東側に位置し、国道204号線に面しています。市内唯一の別表神社であり、格式の高い神社として知られています。境内には、亀山稲荷神社をはじめとする七つの境内社が鎮座し、多様な神々を祀っています。

歴史

神社の伝承によれば、亀山八幡宮は天武天皇の時代、白鳳4年に宇佐神宮から神様をお迎えしたのが始まりとされています。明治時代以降は、軍港佐世保の守護神として、海軍将兵からの崇敬を集めました。しかし、1945年の佐世保空襲により社殿は焼失。現在の社殿は、戦後の1964年に再建されたもので、鉄筋コンクリート造りとなっています。

戦前には県社に列格され、戦後は神社本庁の別表神社となりました。このことからも、亀山八幡宮が地域において重要な役割を果たしてきたことがうかがえます。

祭神

亀山八幡宮では、以下の神様が祀られています。

応神天皇（おうじんてんのう）
仲哀天皇（ちゅうあいてんのう）
神功皇后（じんぐうこうごう）
仁徳天皇（にんとくてんのう）
保食神（うけもちのかみ）

行事

亀山八幡宮では、年間を通じて様々な行事が行われています。

初詣
成人式
お宮参り
七五三参り
佐世保くんち
夏祭り：8月1日から3日までの3日間開催され、参道には多くの屋台が並び、境内の舞台では舞踊が披露されます。かつては、佐世保北高等学校のグラウンドから花火が打ち上げられ、境内ではナイアガラ花火が点火されていました。

交通

亀山八幡宮へのアクセスは、以下の通りです。

西肥バス（させぼバス含む）「佐世保市役所前」下車
松浦鉄道西九州線 北佐世保駅下車 徒歩8分

関連項目

佐世保くんち：亀山八幡宮の大祭である神幸祭を中心とした祭礼で、毎年11月1日から3日にかけて行われます。
神社一覧
八幡神

外部リンク

亀山八幡宮 - Facebook
亀山八幡宮 - Instagram

亀山八幡宮は、佐世保の歴史と文化を今に伝える貴重な存在です。訪れる人々に安らぎと活力を与え続けています。

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