亀岡市立図書館

亀岡市立図書館：地域に根ざした読書空間

亀岡市立図書館は、京都府亀岡市に位置する市立図書館です。1967年の開館以来、地域住民の学習と文化活動の拠点として、重要な役割を担ってきました。現在では、本館に加え、大井分館、ガレリア分館、馬堀分館、川東地域図書館、西部分室の5つの分館を擁し、市域全域をカバーする充実した図書館ネットワークを形成しています。

歴史と発展

亀岡市立図書館は、1967年10月17日、旧市民会館において開館しました。その後、利用者の増加や地域ニーズの変化に対応するため、段階的に分館の設置を進めてきました。大井分室（1983年開室）、馬路分室（1994年開室）を経て、大井分館（1993年）、馬路分館（2002年）、ガレリア分館（2001年）、西部分室（2005年）、川東地域図書館（2016年）と順次開設され、現在に至っています。各分館は、それぞれの地域特性を活かしたサービスを提供し、住民の学習機会の拡大に貢献しています。

図書館サービス

亀岡市立図書館では、利用者カードの取得が必要です。このカードは本館と全分館で共通して利用できます。貸出冊数は、図書が15日間で10冊、視聴覚資料（CD、DVDなど）が15日間で3点までとされています。

返却は、本館と各分館のカウンターで行うことができます。閉館時間帯は、本館、大井分館、ガレリア分館、馬堀分館に設置されている返却ポストを利用できます。ただし、視聴覚資料などは、必ずカウンターに直接返却する必要があります。

貸出期間の延長は、予約がない場合に限り、返却期限までに電話またはホームページから1回のみ15日間延長が可能です。また、気に入った本を再度借りる場合は、カウンターで返却手続きをした後、予約がない限り再貸出が可能です。

開館時間と休館日

本館の開館時間は、火曜日から日曜日まで、午前9時～午後6時です。休館日は、月曜日、年末年始、蔵書整理日（毎月最終金曜日）、特別整理期間、その他臨時休館日です。

各分館の開館時間や休館日は、それぞれ異なります。詳しくは、亀岡市立図書館の公式ホームページでご確認ください。

アクセス

本館はJR嵯峨野線亀岡駅から徒歩10分の場所に位置しています。各分館へのアクセス方法も、それぞれのホームページで確認できます。

分館紹介

大井分館

大井分館は、メディアス亀岡2階に所在し、JR並河駅から徒歩2分です。収容能力は約22,000冊、閲覧席数は35席、駐車場は13台（メディアス店舗共用）です。

ガレリア分館

ガレリア分館は、JR亀岡駅から徒歩20分、または京阪京都交通バス・亀岡地区コミュニティバス「ガレリアかめおか」下車すぐの場所に位置します。広々とした空間を有し、収容能力は約57,000冊、駐車場は約400台（地下駐車場含む）です。

馬堀分館

馬堀分館は、JR馬堀駅から至近距離に位置し、収容能力は約23,000冊、駐車場は5台です。

まとめ

亀岡市立図書館は、充実した蔵書と多様なサービスで、地域住民の学習と文化活動に貢献しています。本館と各分館は、それぞれ異なる特色を持ちながらも、連携して地域全体に質の高い図書館サービスを提供しています。今後も、地域ニーズの変化に対応しながら、より魅力的な図書館を目指していくことでしょう。

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