亀戸浅間神社

亀戸浅間神社について

亀戸浅間神社（かめいどせんげんじんじゃ）は、東京都江東区亀戸に鎮座する神社です。浅間神社の一つで、霊峰富士の守り神として知られる木花咲耶比売命（コノハナサクヤヒメ）を主祭神としてお祀りしています。

ご祭神

木花咲耶比売命は、富士山の神様として、開運、縁結び、特に安産や子育ての神として広く信仰されています。その神徳を慕い、多くの人々が参拝に訪れます。

歴史

創建は1527年と伝えられています。当時、富士信仰が非常に盛んであった時代に、里人たちが甘露寺元長に勧請し、富士山の守護神である木花咲耶比売命をこの地に迎え、笄塚の上に浅間社として創建されたとされています。

現在の社殿は、昭和20年の東京大空襲の際にも奇跡的に戦火を免れ、無事であったことから、地元の人々からは火伏の神としても崇められています。

境内

境内には、「富士せんげん・亀戸天神・六阿弥陀・浅草道道標」と刻まれた道標があります。この道標は、享和元年（1601年）に建立されたもので、江東区の有形文化財に指定されています。歴史を感じさせる貴重な文化財です。

主な祭事

亀戸浅間神社では、年間を通して様々な祭事が行われますが、特に重要なものとして、以下の二つの祭事があげられます。

夏越の祓: 半年の罪や穢れを祓い、無病息災を祈る神事です。
年越納めの祓: 一年の罪や穢れを祓い、新年を迎えるための神事です。

これらの祭事では、茅の輪が設けられ、参拝者は茅の輪をくぐることで罪や穢れを祓い、清らかな心身で新たな日々を迎えることを願います。この茅の輪くぐりは、恒例の神事として多くの人々に親しまれています。

氏子地域

亀戸浅間神社の氏子地域は、亀戸九丁目となっています。

アクセス

公共交通機関を利用して神社へ参拝される際は、以下のルートが便利です。

都営新宿線: 東大島駅大島口から徒歩約9分
東武亀戸線: 亀戸水神駅から徒歩約15分
JR総武線（各駅停車）: 亀戸駅東口から徒歩約19分

まとめ

亀戸浅間神社は、歴史と信仰が息づく由緒ある神社です。安産や子育ての神様としてだけでなく、火伏の神としても地域の人々に大切にされています。都心にありながらも静かで落ち着いた雰囲気で、訪れる人々に安らぎを与えてくれます。

外部リンク

亀戸浅間神社 - 公式ホームページ
* 東京都神社庁のページへのリンクはダミー'>亀戸浅間神社 - 東京都神社庁のページ

もう一度検索