亀田早通

亀田早通（かめだはやどおり）

亀田早通は、新潟県新潟市江南区および中央区に位置する町字です。郵便番号は950-0145。

概要

亀田早通は、1889年（明治22年）から現在に至る大字です。信濃川水系である小阿賀野川の下流域右岸に位置し、山崎排水路や早通排水路の流域に広がっています。

地名の由来は、この地が新田開発された際、この場所を通り抜けると新潟や沼垂方面への近道になったことによるとされています。

隣接する町字

亀田早通は、以下の町字と隣接しています。

北から東回り順に
亀田下早通
早通
嘉瀬
丸潟
亀田長潟

歴史

1889年（明治22年）以前の早通村は、1877年（明治10年）に上早通村と下早通村が合併して成立しました。

上早通村（かみはやどおりむら）

上早通村は、江戸時代から1877年（明治10年）まで存在した村名です。開発年代は1573年（天正元年）から1575年（天正3年）の間とされていますが、1636年（寛永13年）の割野村の百姓である仁左衛門による開発が有力視されています。

下早通村（しもはやどおりむら）

下早通村は、江戸時代から1877年（明治10年）まで存在した村名です。開発年代は1636年（寛永13年）から1679年（延宝7年）の間とされています。

1716年（享保元年）から1847年（弘化4年）の間、旗本小浜氏の知行地であった場所は「下早通下組（しもはやどおりしもぐみ）」と呼ばれ、本村とは区別された一村として扱われることもありました。

分立した町字

1889年（明治22年）以後に、以下の町字が分立しました。

亀田工業団地（かめだこうぎょうだんち）：1994年（平成6年）5月1日に分立。
東早通（ひがしはやどおり）：2002年（平成14年）4月30日に分立。
早通（はやどおり）：2002年（平成14年）4月30日に分立。
下早通柳田（しもはやどおりやなぎだ）：2007年（平成19年）10月1日に分立。

年表

1877年（明治10年）：上早通村、下早通村が合併して早通村が成立。
1889年（明治22年）4月1日：合併により早通村の大字早通となる。
1925年（大正14年）：合併により亀田町の大字となる。
2005年（平成17年）3月21日：合併により新潟市の大字となり、亀田早通に改称する。
2007年（平成19年）4月1日：新潟市の政令指定都市移行により、江南区および中央区の大字となる。

交通

道路

高速道路
東日本高速道路
日本海東北自動車道
新潟亀田インターチェンジ

バス

新潟交通路線バス
郊外線（女池・長潟方面）
亀田インター停留所
520 長潟線 西跨線橋経由 南部営業所直通
521 長潟線 西跨線橋・早通経由 南部営業所方面
522 長潟線 駅南口発着 南部営業所直通
570 長潟線 東跨線橋経由 南部営業所直通
郊外線（石山・亀田方面）
亀田インター停留所
940 京王団地線 京王団地経由
早通小学校前停留所 - 早通宮前停留所
* 930 亀田早通・酒屋線 山二ツ・亀田駅前・亀田早通経由

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