二階堂駅

二階堂駅（にかいどうえき）

二階堂駅は、奈良県天理市二階堂上ノ庄町に位置する、近畿日本鉄道（近鉄）天理線の駅です。駅番号はH33。

概要

天理市内の駅ですが、徒歩2 - 3分程度で大和郡山市との市境となります。駅のすぐ西側を通る奈良県道193号筒井二階堂線を挟んで大和郡山市八条町と隣接しており、同町内の東端の一部地域は当駅から徒歩圏内です。駅の東側には国道25号が通っていますが、国道から直接駅へのアクセスはできません。

歴史

1915年（大正4年）2月7日：天理軽便鉄道の新法隆寺（のちの近畿日本法隆寺駅、廃駅） - 天理間開通の際に開業。
1921年（大正10年）1月1日：路線買収により大阪電気軌道天理線の駅となる。
1922年（大正11年）4月1日：標準軌に改軌、電化。
1941年（昭和16年）3月15日：大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、新発足した関西急行鉄道となる。
1944年（昭和19年）6月1日：戦時合併により関西急行鉄道が近畿日本鉄道に改組。同社の駅となる。
1988年（昭和63年）
2月11日：二階堂 - 天理駅間が複線化。
6月27日：平端 - 二階堂駅間が複線化。
2007年（平成19年）4月1日：PiTaPa使用開始。
2021年（令和3年）10月1日以降時期不明：終日無人駅化。

駅構造

島式1面2線のホームを持つ地上駅です。ホーム有効長は6両分。ホームの平端寄りの南側に有人駅舎、北側に無人（かつては有人）の駅舎があり、両駅舎とホームは構内踏切で連絡しています。

天理線が単線だった頃の名残がホームの構造に見られます。

天理駅が管理する無人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機（回数券カードおよびICカードのチャージに対応）が設置されています。

利用状況

近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通りです。

2022年11月8日：3,054人
2021年11月9日：2,994人
2018年11月13日：3,479人
2015年11月10日：3,532人
2012年11月13日：3,581人
2010年11月9日：3,752人
2008年11月18日：3,843人
2005年11月8日：4,033人

駅周辺

駅周辺は古くからの戸建住宅街が多いですが、近年は中層マンションも建ち始めています。京奈和自動車道も付近を通っており、駅のすぐ西側を通る県道も交通量が比較的多いです。しかし、交通量に比べて県道の道幅が狭く、バスなどが乗り入れておらず、駅前に駐車場や駐輪場がないため、駅東側から来る場合は一旦西側へ回り込む必要があります。そのため、アクセスはやや不便な場所です。

国道25号
奈良県道193号筒井二階堂線（駅のすぐ西側を通り、この道路を挟んで大和郡山市との境界となる）
奈良県立二階堂高等学校
天理市立西中学校
京奈和自動車道郡山南IC
奈良健康ランド（南へ徒歩約15分。平端駅とJR郡山駅から無料送迎バスが1時間間隔で運行）
天理教陽喜布教所
フォーエル天理店
スーパーセンタートライアル天理店
コメリハード＆グリーン天理店
奈良ライフソングチャーチ
北菅田公民館
* 菅田養蜂場・はちみつワイズ（南口から徒歩2 - 3分程度、所在地は大和郡山市内）

隣の駅

近畿日本鉄道
H 天理線

■急行・■普通

平端駅 (H32) - 二階堂駅 (H33) - 前栽駅 (H34)

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