五日町バイパス
五日町バイパスは、
新潟県南
魚沼市を通過する
国道17号のバイパスとして機能しています。このバイパスは、特に大型車両の通行が困難であった南
魚沼市奥から同市一村尾にかけての区間を迂回するために建設されました。
概要
建設の背景には、従来の
国道17号が大型車同士のすれ違いが難しいほどの狭い道幅であったこと、そして線形が悪く、通行に危険が伴う区間が存在したことがあります。五日町バイパスの開通によって、これらの問題が解消され、交通の安全性と円滑性が向上しました。
バイパスの途中、九日町付近には
旧道との
交差点がありますが、この
交差点は鋭角に交わるため、二つの
交差点に分割されています。これは、安全性を考慮した設計となっています。
バイパス開通後、
旧道の一部は
新潟県道に指定変更されています。具体的には、旧
六日町側が
新潟県道364号一村尾
六日町線となり、旧大和町側が
新潟県道266号一村尾大崎線となりました。
また、
国道253号との
交差点がある南
魚沼市美佐島から南
魚沼市浦佐までの区間は、約8kmにわたる直線
道路となっており、快適な走行が可能です。
路線データ
起点:新潟県南魚沼市奥
終点:
新潟県南
魚沼市一村尾
延長:4.9 km
規格:第3種2級
道路幅員:18.0 m
車線幅員:3.5 m
車線数:2車線
設計速度:60 km/h
地理
通過する自治体
新潟県
南
魚沼市
旧道
南
魚沼市奥:南
魚沼市道(奥村線)
南魚沼市奥 - 南魚沼市九日町:新潟県道364号一村尾六日町線
南
魚沼市九日町:南
魚沼市道(学校町2号線)
南魚沼市九日町 - 南魚沼市一村尾:新潟県道266号一村尾大崎線
接続するバイパスの位置関係
六日町バイパス(東京方面) - 一次改築区間(南魚沼市六日町 - 南魚沼市八幡) - 現道 - 五日町バイパス - 現道 - 一次改築区間(南魚沼市浦佐)- 浦佐バイパス (新潟方面)
関連項目
中部地方の道路一覧
* 日本の
バイパス道路一覧