五森大輔

五森大輔（いつもり だいすけ）は、1963年6月27日生まれ、大阪府大阪市出身の俳優であり、演出家としても活躍しています。身長182cm、体重72kg、血液型はA型。現在はアンテーヌplusに所属しています。

俳優としての歩み

五森大輔は、1986年の映画『火宅の人』で俳優デビューを果たしました。その後、映画、テレビドラマ、舞台と幅広い分野で活躍しています。

映画では、『おいしい結婚』（1991年）、『人間の翼 最後のキャッチボール』（1996年）の高樹大尉役、『ホワイトアウト』（2000年）などに出演。

テレビドラマでは、シリアスなドラマからコメディまで様々な作品に出演。『愛、ときどき嘘』の狭山貢役、『愛の流星』の山岸哲也役など、数々の役を演じました。

特に刑事ドラマでの活躍が目立ち、『はぐれ刑事純情派』シリーズでは、大沼邦夫役や夏川新一役など、複数回にわたって異なる役を演じています。『相棒 Season 11』では、アリスの父親役を演じ、その存在感を示しました。他にも、『監察医・室生亜季子』では、松本刑事、藤岡大樹、東田刑事と、様々な刑事役を演じ分けています。

時代劇にも多数出演しており、『天晴れ夜十郎』の与助役や『鞍馬天狗』の大津隼人役などで、その時代劇での演技力も高く評価されています。

その他、『救命病棟24時 第3シリーズ』の木村健一役や、『離婚弁護士』の野村プロデューサー役など、現代劇でも幅広い役柄を演じています。

舞台での活躍

舞台俳優としても高い評価を得ており、1997年の『貸席の女郎』では徳広大尉役を演じ、『新・近松心中物語』には1997年から2000年まで出演しました。

1999年には『赤毛のアン』のベル先生役を演じ、2000年には『元禄港歌』、『嵐が丘』に出演しました。2002年には『麗しのサブリナ』でライナス役、2004年には『ちょっとおかしな産婦人科学会』で後藤良彦役を演じました。また、『奴隷島』（2005年）ではレリオ役を務め、その演技力を高く評価されています。

『オリーブの木と泉の間に』では主演を務め、『陽気な幽霊』ではチャールズ役で主演するなど、舞台でもその才能を発揮しています。

その他の活動

CMでは、大七酒造、武田薬品工業・アリナミンA、P&G・ミルトンなどの広告に出演。

また、リコーのスチール広告にも登場しています。

2014年には、舞台『ディグリー』の演出も手がけるなど、演出家としての才能も発揮しています。

五森大輔は、俳優としてだけでなく、演出家としても今後の活躍が期待される人物です。

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