井上 麻生 (MAO)
井上 麻生(いのうえ まお、1997年
1月28日生まれ)は、日本の
男性プロレスラーであり、
リングネームのMAO(まお)で知られています。彼はDDTプロレスリングに所属し、
宮城県大崎市で育ちました。
血液型はO型です。
経歴
入門前
井上選手は中学1年頃、深夜に放送されているプロレス番組に興味を持ち、
YouTubeに「中学生プロレス技やってみた」という動画を投稿。これが
高木三四郎の目に留まり、プロレス界に進むきっかけとなりました。
彼は
2015年の夏にDDT
両国国技館大会でデビューすることが発表され、
8月23日に正式にデビュー。デビュー戦は
ヤス・ウラノ、
彰人、
中津良太とのタッグ戦であり、対戦相手は
梅田公太、井上麻生、
渡瀬瑞基の組み合わせでした。その後、初めてのシングルマッチで勝利し、順調なスタートを切りましたが、11月には全治3ヶ月の骨折を負い、欠場を余儀なくされました。
2016年には復帰し、名前をMAOに改名。アイドルユニット「NωA」に参加し、若手レスラーとしてのキャリアを積み上げていきました。特に、
マイク・ベイリーとのタッグチーム「MoonlightExpress」として注目を集めました。
2018年には特異な戦術を見せました。
高木三四郎を試合中に社用車で撥ねるという衝撃のアクションを出し、観衆を驚かせました。この時期、さらに多くの独創的な試合を展開し、常に話題の中心にいました。
井上選手は
2019年に
ZERO1のトーナメントに出場し、海外遠征も経験。
2020年にはDDTにおいて
KO-D無差別級王座に初挑戦しますが、惜しくも敗北しました。その後、膝の怪我で欠場しましたが、復帰してからはタイトル戦線に再び挑みます。
タイトル獲得 (2022年 - 2023年)
2022年3月には、
DDT UNIVERSAL王座を獲得します。その後、防衛戦を成功させ、数回のタイトル防衛を経て、若手から逸材としての立ち位置を定めていきました。2023年には再度王座に挑み成功し、今後の活躍に期待が高まります。
得意技
MAOは様々な技を持ち味にしており、キャノンボール450°やみちのくドライバー、ハリウッド・スター・プレスなどの派手な技を仕掛けます。また、相手を翻弄する変則技も多く、観客を魅了する
プロレスラーと言えます。
結び
井上麻生選手は、若干の年齢ながらもDDTプロレスリングでその存在感を示し続け、プロレスファンにとって見逃せない選手です。今後も進化を遂げながら、さらなるタイトル奪取を目指していくことでしょう。