マイク・ベイリー

マイク・ベイリー：カナダのプロレスリングの星

マイク・ベイリー（本名：エミール・シャルル・バヤールジオン＝ラベルジュ）は、1990年7月16日生まれのカナダ出身のプロレスラーです。彼は、その卓越したアスリート能力とユニークなリングスタイルで知られ、多くのファンを魅了しています。

来歴

マイク・ベイリーは、2006年2月にMWFでプロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。その後、2014年からはCZW（Combat Zone Wrestling）にレギュラー参戦し、2015年の2月からはPWG（Pro Wrestling Guerrilla）でも活動を開始しました。同年8月にはEVOLVEにも参戦し、10月にはメキシコのAAAプロレスリングにも短期間参加しました。

2016年には、wXw（Westside Xtreme Wrestling）やRPW（Revolution Pro Wrestling）にも顔を出すこととなり、同年8月に日本のDDTプロレスリングに初めて来日しました。初戦では木高イサミと対戦し敗れましたが、木高から「日本にすごいの来たぞ」と称賛されるほどのパフォーマンスを見せました。

その後も様々な団体で活躍を見せ、2016年10月にはDDT札幌マルスジム大会において竹下幸之介、アントーニオ本多と組みKO-D6人タッグ王座に挑戦しますが、タイトル獲得には至りませんでした。しかし、同年末にはDNA Grand-Prixで優勝を果たし、名実ともに実力を証明しました。2016年12月4日には、竹下幸之介とタッグを組みKO-Dタッグ王座にも挑戦し、新チャンピオンに輝いています。

2023年には新日本プロレスの「BEST OF THE SUPER Jr.」に初参戦し、さらなる栄光を手にしました。

得意技

マイク・ベイリーのリングでのパフォーマンスを彩る各種得意技の数々も見逃せません。特に「アルティマ・ウェポン」は、相手の背中へのシューティングスター式ダブルニードロップという印象的なフィニッシュホールドとして知られています。

他にも、「フラミンゴドライバー」はコーナーで相手を開脚投げする技であり、観客を魅了します。また、両足で繰り出す「マシンガンキック」や、パワースラムのクラッチから行う「グリーン・ティー・プランジ」、さらには「ムーンサルトダブルニードロップ」など、多彩な技術を駆使して観客を驚かせています。

タイトル歴

マイク・ベイリーは、数多くのタイトルも獲得しています。C*4 WrestlingではC4王座とC4タッグ王座を1回ずつ保持し、IWSでは世界ヘビー級王座を1回獲得しました。DDTプロレスリングでも多くのタイトルを手にしており、第58代及び第65代のKO-Dタッグ王座を二度獲得した他、アイアンマンヘビーメタル級王座も保持しています。

PWGでは2023年のバトル・オブ・ロサンゼルスでの優勝も果たし、さらには新日本プロレスのALL STAR Jr. U.S.A.トーナメントでも優勝しました。これらの成果は、彼のプロレスラーとしての実力を証明するものです。

入場曲

彼の入場時には「WHERE DO THE GONE THINGS GO」と「OVER TIME」、そして「Brass Monkey」といった楽曲が使用され、観客を盛り上げます。

出演

マイク・ベイリーは、2019年1月16日にはAbemaTVのウェブテレビ「チャンスの時間」に出演し、プロレス以外の分野でも活動しています。

マイク・ベイリーは、今日もそのキャリアを進化させ続けており、プロレス界において注目の選手として存在感を放っています。

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