京都府道613号下地与謝野停車場線

京都府道613号下地与謝野停車場線

京都府道613号下地与謝野停車場線（きょうとふどう613ごう しもじよさのていしゃじょうせん）は、京都府与謝郡与謝野町を通る一般府道で、地域の交通に寄与しています。この路線は与謝郡与謝野町の字石川から始まり、同じ町の字下山田に至ります。特に野田川地区にて完結し、野田川の右岸に位置する石川と、左岸にある北近畿タンゴ鉄道宮津線の与謝野駅を結ぶ重要な道のりとなっています。

概要

与謝野町は、京都府内でも自然が豊かで、観光地としても知られています。この路線の制定当初、その名称は下地丹後山田停車場線でしたが、1985年に終点駅の名称が野田川駅へと改称されたことに伴い、路線名も下地野田川停車場線に変更されました。その後、平成の大合併によって与謝郡野田川町が与謝郡与謝野町となった後も駅名は変更されず、2015年に再度与謝野駅に改称され、路線名も下地与謝野停車場線に変更されました。

路線データ

• - 起点: 与謝郡与謝野町字石川（下地交差点、国道176号との交点）
• - 終点: 与謝郡与謝野町（北近畿タンゴ鉄道宮津線与謝野駅前）
• - 総延長: 0.6312 km

歴史

この路線の歴史を振り返ると、1959年に京都府によって下地丹後山田停車場線として認定されたことが始まりです。その後、1985年に路線名が現在の名称に近い下地野田川停車場線に変更され、2015年には現在の下地与謝野停車場線へと改称されました。

路線状況

この路線は、起点の国道176号から京都府道・兵庫県道2号宮津養父線にかけて北西に進み、野田川水系の支流である香河川などを渡るために4つの橋（浅郷橋、砂原橋、兵右衛門橋、菱池橋）を有しています。

特に目を引くのは、京都府道・兵庫県道2号宮津養父線と接続する部分で、ここからは北東へ向きを変え、北近畿タンゴ鉄道の宮津線と踏切で接続し、その北側に位置する与謝野駅前に至る構造になっています。

重複区間

この路線は、京都府道・兵庫県道2号宮津養父線との重複区間が存在します。

道路施設

この路線には以下のような橋梁があります:

• - 浅郷橋（香河川に架かる橋）
• - 砂原橋
• - 兵右衛門橋（野田川に架かる橋）
• - 菱池橋

地理と周辺情報

この路線が通過するのは主に与謝野町です。沿線には自然豊かな野田川の景色が広がっており、また交通の要所である与謝野駅も近くに位置しています。さらに、地域の金融機関や郵便局である山田簡易郵便局も存在し、住民の生活を支えています。他にも、企業としては臼井織物がこの地域に関与しています。

このように、京都府道613号下地与謝野停車場線は、与謝野町内において重要な役割を果たしている道路であり、多くの市民や観光客に利用されています。

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