京都産業大学ラグビー部

京都産業大学ラグビー部（きょうとさんぎょうだいがくラグビーぶ、Kyoto Sangyo Univ Rugby Football Club）は、関西大学ラグビーリーグ戦Aリーグに所属する、同大学の体育会ラグビーチームです。通称は「京産大ラグビー部」。その歴史は古く、関西のみならず日本の大学ラグビー界において、常に存在感を示してきた強豪チームとして知られています。

歴史

京都産業大学ラグビー部の創部以来の歩みは、関西大学ラグビーの歴史と深く関わっています。特に、大会成績に記載されている年は、全て年度（4月から翌年3月まで）で表記されています。

主な大会成績

チームはこれまでに数々のタイトルを獲得し、全国の舞台でも活躍しています。

関西大学ラグビーリーグ戦
優勝回数：計7回
優勝年度：1990年度、1994年度、1997年度、1998年度、2021年度、2022年度、2023年度
近年は2021年度から3季連続でリーグを制覇しており、現在の関西大学ラグビー界を牽引する存在となっています。

全国大学ラグビーフットボール選手権大会
出場回数：37回
ベスト4進出：10回 (1983年度, 1985年度, 1990年度, 1993年度, 1994年度, 1997年度, 2006年度, 2021年度, 2022年度, 2023年度)
全国大会の常連校であり、ベスト4への進出は二桁に達しています。特にリーグ戦3連覇を達成した近年のチームは、全国選手権でも3季連続でベスト4に進出するなど、着実に全国での地位を確立しています。

全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会
優勝回数：1回 (1973年度)
初期の大会においても優勝経験があります。

主な在籍選手

現在のチームを牽引するリーダー陣は以下の選手たちです。

伊藤森心 (リーダー, FL, 松山聖陵高)
尾崎恵大 (リーダー, SO, 光泉カトリック高)
栗崎和樹 (リーダー, PR, 東海大相模高)
小林修市 (リーダー, FB, 京都成章高)
シオネ・ポルテレ (リーダー, FL/No.8/WTB/CTB, 目黒学院高)
平野龍 (リーダー, HO/No.8, 札幌山の手高)
吉本大悟 (リーダー, SO, 東海大大阪仰星高)
石橋チューカ (リーダー, FL, ラグビー日本代表候補, 報徳学園高)
髙木城治 (リーダー, SH, 東福岡高)
村田大和 (リーダー, SH, 報徳学園高)

彼らが現在のチームを支え、さらなる飛躍を目指しています。

京都産業大学ラグビー部が輩出した主なOB選手

京都産業大学ラグビー部は、日本ラグビー界の発展に貢献してきた多くの優れた人材を輩出しています。過去には、日本代表としても活躍した田倉政憲氏（PR）や前田達也氏（SO/FB/WTB）、伝説的なウィングとして知られる大畑大介氏（WTB/CTB/FB、1997年度主将）などが在籍しました。また、ラグビーワールドカップでも活躍した田中史朗氏（SH）、山下裕史氏（PR）、長江有祐氏（PR）、橋本大輝氏（FL）といった日本代表選手も京産大OBです。

さらに、母校の指導者としてチームを率いた吉田明氏（元監督）、伊藤鐘史氏（前監督）、そして現在チームの指揮を執る廣瀬佳司氏（現監督）もOBであり、チームの歴史と伝統を受け継いでいます。現役でFWコーチを務める池上王明氏もOBです。

この他にも、中井太喜氏（LO）、森田諒氏（CTB/FB）、鄭貴弘氏（PR）、田中大治郎氏（SH）、増田大暉氏（CTB/WTB）、三原亮太氏（SO）、山下楽平氏（WTB）、浅岡勇輝氏（PR）、山本耀司氏（CTB）、梁正秋氏（SH）、下良好純氏（WTB）、李智栄氏（FL）、田畑凌氏（CTB）、濵田将暉氏（WTB）、伊藤鐘平氏（LO）、フェインガ・ファカイ氏（NO.8）、寺脇駿氏（PR）、宮崎達也氏（HO）、中村悠人氏（SO）、田中利輝氏（LO/FL）、平野叶翔氏（PR）、笹岡海斗氏（CTB）、木村圭汰氏（PR）、福西隼杜氏（FL）、家村健太氏（SO）、梅基天翔氏（HO）、アサエリ・ラウシー氏（PR/LO）、野村三四郎氏（PR）、竹下拓己氏（FB）、北山絢大氏（FB）、三木皓正氏（FL）、ヴェア・タモエフォラウ氏（PR）、船曳涼太氏（FB）、髙井良成氏（WTB/CTB）、松岡大河氏（HO）、岩井陸氏（PR）、辻野隼大氏（SO/FB）、ソロモネ・フナキ氏（LO）、土永旭氏（SH）、曽根隆慎氏（PR）、松永壮太朗氏（FL）、李淳弘氏（HO）、乳井大士氏（PR）、日吉健氏（HO）など、多くのOB選手がジャパンラグビーリーグワンなどのトップレベルで活躍しています。また、橋元教明氏は日本協会A級公認レフリーとしてラグビー界に貢献しています。

これらのOB選手たちは、国内外のトップレベルで活躍し、京産大ラグビー部の名を高めています。選手としてだけでなく、指導者やレフリーとしてラグビー界に貢献している人物も含まれています。

その他

チームに関する詳しい情報は、公式サイトや公式X（旧Twitter）アカウントで確認できます。

京都産業大学ラグビー部は、これからも大学ラグビー界の発展に貢献し、多くのファンに感動を与える存在であり続けるでしょう。

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