京阪神ビルディング

京阪神ビルディング株式会社について

京阪神ビルディング株式会社は、大阪府大阪市に本社を置き、主にオフィスビルとウインズ（競馬の場外馬券投票所）の運営を行う企業です。この会社は、1948年に京阪神急行電鉄の子会社である京阪神競馬株式会社として設立されました。当初は阪神競馬場の建設や管理・運営に従事し、その後、大阪市や京都市、神戸市の各ウインズの管理も手掛けるようになりました。

1955年には阪神競馬場の運営管理が日本中央競馬会（JRA）に移行しましたが、ウインズの管理は今なお京阪神ビルディングが行っています。この年、社名は京阪神不動産株式会社へと変更され、1970年には住友銀行グループに株式が譲渡されました。これに伴い、オフィスビルの賃貸を主な事業とし、近畿圏を中心に展開しています。現在では三井住友銀行との関係も深まり、銀行系の不動産会社としての位置づけを強化しています。

2011年には、「京阪神ビルディング株式会社」という現在の社名に改称されています。

沿革

• - 1948年12月: 京阪神競馬株式会社として設立。
• - 1949年5月: 大阪証券取引所の市場第一部に上場。
• - 1956年3月: 商号を京阪神不動産株式会社に変更。
• - 2011年10月: 京阪神ビルディング株式会社に商号変更。

主な事業

京阪神ビルディングの事業は主にオフィスビルの賃貸と管理に特化しています。以下は一部の主要なオフィスビルです：

• - 京阪神 御堂筋ビル
• - 京阪神 瓦町ビル
• - 京阪神 淀屋橋ビル
• - 京阪神 安土町ビル
• - 京阪神 虎ノ門ビル
• - 京阪神 御成門ビル
• - 京阪神 府中ビル（NEC中河原技術センター）
• - 京阪神 代々木公園ビル（株式会社イッセイミヤケ本社）

また、データセンターを含む次のビルも運営しています：

• - 京阪神 OBPビル
• - 京阪神 西心斎橋ビル
• - 京阪神 新町第1ビル
• - 京阪神 新江坂ビル
• - 京阪神 中津ビル
• - 京阪神 北堀江ビル
• - 京阪神 新町第2ビル
• - 京阪神 豊崎ビル

さらに、ウインズ（場外馬券場）も管理しており、以下の施設があります：

• - ウインズ梅田A・B館ビル
• - ウインズ神戸B・C館ビル
• - ウインズ難波
• - ウインズ京都ビル

連結子会社

京阪神ビルディングは、関連する子会社として「京阪神建築サービス株式会社」を持っています。このように、京阪神ビルディングは長い歴史を持ちながら、安定したオフィスビルの運営と競馬関連施設の管理を通じて、地域社会に貢献し続けています。

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