今を生きて

ASIAN KUNG-FU GENERATION 19th Single「今を生きて」

「今を生きて」は、ASIAN KUNG-FU GENERATION（アジカン）が2013年2月20日にリリースした19枚目のシングルです。Ki/oon Musicから発売されました。

概要

前作から約7か月半ぶりのシングルリリースとなった本作は、表題曲「今を生きて」が映画『横道世之介』の主題歌として書き下ろされました。ミュージックビデオには、同映画で主演を務めた高良健吾が出演しています。

オリコン週間チャートでは初登場10位を記録し、前々作「踵で愛を打ち鳴らせ」以来、2作ぶりにトップ10入りを果たしました。MVは法政大学市ヶ谷キャンパスで撮影が行われました。

収録曲

（全作詞：後藤正文、編曲：ASIAN KUNG-FU GENERATION）

1. 今を生きて
作曲：後藤正文, 喜多建介, 山田貴洋, 伊地知潔
映画『横道世之介』主題歌。
タイアップの依頼はアルバム『ランドマーク』の制作が佳境を迎えているタイミングで舞い込みました。多忙な後藤は当初楽曲制作への参加が難しい状況でしたが、喜多、山田、伊地知の3人で制作を開始。その後、後藤もアルバム制作を終えてセッションに参加した結果、メンバー4人の名前が作曲にクレジットされることとなりました。
シングル発売の約4か月前に始まった「ランドマーク」ツアーで既にライブ披露されていました。
2014年2月発売のコンピレーションアルバム『フィードバックファイル 2』に唯一のシングル曲として収録されたため、オリジナルアルバムには未収録となっています。
ライブでは定番曲として、終盤に演奏されることが多い楽曲です。
2. ケモノノケモノ
作曲：後藤正文, 山田貴洋
ピアノ演奏にヒイズミマサユキが参加しています。
長らくライブで演奏されていませんでしたが、2022年3月12日、13日にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催された「ASIAN KUNG-FU GENERATION 25th Anniversary Tour 2021 Special Concert “More Than a Quarter-Century”」にて、フジファブリックの金澤ダイスケをゲストに迎えて初披露されました。その際、後藤はハンドマイクでボーカルを務めました。

収録アルバム

フィードバックファイル 2 (#1,2)

「今を生きて」は、アジカンの新たな一面を感じさせる楽曲であり、映画の世界観とも見事に調和した作品と言えるでしょう。ライブでの定番曲としても愛され続けており、彼らの代表曲の一つとなっています。

もう一度検索