今井雅隆

今井 雅隆のプロフィール

今井雅隆（いまいまさたか）は、1959年4月2日に静岡県清水市（現・静岡県静岡市清水区）で生まれた元サッカー選手であり、現在はサッカー指導者として活躍しています。彼のサッカー人生は選手時代から指導者のキャリアにわたっており、それぞれで印象深い業績を残しています。

選手時代のキャリア

今井は中学校2年生の頃からゴールキーパー（GK）を始め、静岡県自動車工業高校では国体での優勝を経験します。さらに、インターハイ全国大会では主将を務めてベスト8に進出。国士舘大学に入学後は、キャリアを次のステージへと進め、1982年から1990年まで本田技研工業に所属しました。その間、彼はフットサル日本代表としても1999年のFIFAフットサル世界選手権に出場し、貴重な経験を得ました。

指導者としての歩み

1989年、今井は本田技研の監督に就任。その後、ナショナルトレセンコーチとして日本サッカー協会に貢献しながら、名古屋グランパスエイトのサテライト監督やコーチとしても多くの経験を積みました。特に、名古屋のトップチームではアーセン・ベンゲルとの共演もありました。

彼のキャリアの中で、アジアサッカー連盟のプログラムに基づき、マカオ代表コーチやフィリピン代表監督として海外でも指導経験を持つことが大きなポイントです。特にフィリピンでは、日本人として初めての海外代表監督に就任し、国際的な舞台でも手腕を発揮しました。

2002年にはアビスパ福岡の監督に就任し、J1復帰を目指しましたが、チームの高齢化が響き開幕から厳しい戦績が続き、結果的に辞任に至りました。その後も指導者として多くのクラブでの経験を積み、ジュビロ磐田やモンテディオ山形ユースの監督を歴任しました。特に山形ユースでは2014年に天皇杯初出場を果たしました。

2019年にはアスルクラロ沼津の監督に就任し、2022年には解任されるまで難しい状況に立ち向かい続けました。2023年からはFC刈谷の監督を務め、新たな挑戦をしています。

所属クラブと成績

今井は、興津中学校や自動車工業高校（現・静岡北高校）を経て、国士舘大学に進学。その後、本田技研工業でのキャリアを築いていきました。彼の監督歴には、いくつかのクラブでも指導者としての成績を残しています。特に名古屋グランパスエイト時代や後のモンテディオ山形ユースでは、多くの若手選手の育成に力を注ぎました。

その他の業績

今井は、1991年にコニカカップで準優勝の実績も持ち、2014年には山形県サッカー総合選手権大会での勝利も収めています。

彼のキャリアはサッカー界において多岐にわたる経験と実績に満ちており、これからの指導者としての活動にも期待が寄せられています。今井雅隆は、選手、監督としての多彩な経歴を持ち、サッカー界の発展に寄与してきた人物です。

もう一度検索