伊与田一範

伊与田一範（長尾一範）

伊与田一範（いよだ かずのり、1978年2月25日 - ）は、千葉県千葉市出身の元プロ野球選手です。現在は改姓し、長尾一範（ながお かずのり）として活動しています。主に内野手として活躍しました。

プロ入り前

千葉経大附属高校時代、伊与田選手は野球部に所属し、同級生にはお笑い芸人の山里亮太がいました。高校時代からその才能を発揮し、遠投100mの強肩と高校通算45本塁打を誇る強打の外野手として名を馳せました。また、投手としても活躍し、1年生の頃からレギュラーとして試合に出場していました。

プロ野球選手として

1995年のドラフト会議において、広島東洋カープから4位指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。契約金4,000万円、年俸450万円（いずれも推定）で入団契約を締結。入団後、その強肩を生かすため捕手へ転向しました。

2000年には一軍初出場を果たし、プロ初安打を本塁打で飾るなど、持ち前の長打力を発揮しました。

2001年からは内野手へ転向しましたが、期待されたほどの成績を残すことができず、広島カープを退団することとなりました。

2002年には、地元である千葉ロッテマリーンズにテスト入団。内外野を守れるユーティリティプレイヤーとして2年間在籍しました。

2003年シーズン終了後、自由契約となり、プロ野球選手としてのキャリアを終えました。

引退後

引退後は、住友不動産販売に就職し、同社の軟式野球チームでプレーしました。また、宅地建物取引士の資格を取得し、名古屋市で勤務していた時期もありました。

2013年からは、名古屋市千種区にある不動産会社であるミスズエステートの代表取締役兼営業担当として、新たなキャリアをスタートさせています。

選手としての記録

初出場: 2000年9月16日、対阪神タイガース26回戦（広島市民球場）、9回裏にエリック・ラドウィックの代打として出場
初打席: 同上、9回裏に福原忍から左直
初安打・初本塁打・初打点: 2000年9月28日、対横浜ベイスターズ27回戦（広島市民球場）、8回裏に東出輝裕の代打として出場、森中聖雄から左越ソロ
初先発出場: 2002年4月3日、対福岡ダイエーホークス3回戦（福岡ドーム）、7番・右翼手として先発出場
初盗塁: 2003年7月6日、対福岡ダイエーホークス14回戦（福岡ドーム）、7回表に二盗（投手：佐藤誠、捕手：城島健司）

背番号

51 （1996年 - 1999年）
61 （2000年 - 2001年）
60 （2002年 - 2003年）

関連項目

千葉県出身の人物一覧
広島東洋カープの選手一覧
千葉ロッテマリーンズの選手一覧

外部リンク

個人年度別成績 伊与田一範 - NPB.jp 日本野球機構
* 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)

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