伊佐嘉矩

伊佐 嘉矩（いさ よしのり）について

プロフィール

伊佐嘉矩は、1993年2月16日生まれの日本の十種競技選手であり、TBSの人気番組『SASUKE』で知られる選手です。大阪府堺市出身で、現在はホリプロに所属しています。また、彼は「株式会社ISA party」の代表としても活動しています。

教育と競技人生のスタート

伊佐は堺市立湊西小学校、堺市立大浜中学校、大阪府立泉陽高等学校を卒業した後、教師を目指して大阪教育大学に進学しました。大学ではその成績が認められ、学長賞を受賞しましたが、「教壇に立つのは早い」との思いから大学院に進学。修了後、2018年に高校の体育教師として働き始めました。しかし、夢を持たない多くの生徒に触れ、教師としてのキャリアを重視するあまり、より多くの子どもたちに影響を与える方法を模索するため、2年で退職することを決意しました。

SASUKEへの挑戦

伊佐は2018年11月に『SASUKE』に初めて出場、山田勝己が率いる「山田軍団 黒虎」の一員として挑戦しましたが、1st STAGEでのリタイアを経験しました。その後、第37回と38回大会では3rd STAGEまで進出し、着実に成長を見せます。

特に第38回大会では、1st STAGEを19.32秒の余裕を持ってクリアし、情熱をもって挑戦を続ける姿が印象的でした。しかし、3rd STAGEでは最後のトライでリタイアせざるを得なくなりました。

株式会社ISA partyの設立

2019年5月、伊佐は子どもたちに挑戦することの喜びを伝えるために「株式会社ISA party」を設立し、その代表として活動を開始しました。この法人は、次世代のアスリートや夢を持った子どもたちを支援することを目的としています。

プロとしての活動

2021年には「黒虎」を脱退し、翌年の2022年4月にはホリプロに移籍しました。これによって、より多くの人々に夢や挑戦の重要性を伝えるプラットフォームを得ることができました。

経歴と成績

競技歴において、伊佐は多くの大会に参加し、名を馳せてきました。2015年の西日本インカレでは2位、2016年の全日本インカレでは10位となり、やり投げや1500m走では1位を獲得しています。さらに、2021年には日本ランキングで17位に入るなど、成績を向上させ続けています。

プライベート

身長174cm、体重75kgで、体脂肪率は9%と非常に健康的な体型を維持しています。伊佐は既婚者であり、一児の父でもあります。大学時代には陸上競技を独自に習得し、全国大会にも出場する実力を身に着けています。

今後の展望

彼はSASUKEでの挑戦を通じて、さらなる成長を目指し、同時に子どもたちに夢を持つことの重要性を伝えたいと考えています。今後もスポーツ界での活躍だけでなく、教育分野でも注目の存在として期待されています。さらに、彼の情熱が未来のアスリートたちにも良い影響を与えていくことでしょう。

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