伊奈英次
伊奈英次（いな えいじ）は、1957年愛知県名古屋市生まれの写真家です。1977年に中部工業大学工学部工業物理学科を中退後、1984年に東京綜合写真専門学校研究科を卒業しました。
初期の作品では、8×10の大型カメラを用いて東京の都市景観を精緻に捉えたモノクロ写真で注目を集めました。その後の作品では、在日米軍基地の通信アンテナ、産業廃棄物、都市に点在する監視カメラ、天皇陵など、都市、環境、軍事、歴史といった、日本の近現代史を深く掘り下げたテーマを撮影しています。
2019年からは、Crystal of Debris「残滓の結晶」シリーズにおいて、デジタルバグの可能性を追求し、新たな表現領域を開拓しています。
1988年：第4回東川町国際写真フェスティバル 東川賞新人賞
1998年：レオボルト・ゴドウィスキーJr.カラー写真賞 入賞
2009年：さがみはら写真賞2009
1981年：「都市の肖像」フォトギャラリー・アウル（東京）
1984年：「In Tokyo」ZEIT-FOTO SALON（東京）
1987年：「ZONE」ZEIT-FOTO SALON（東京）
1989年：「人工楽園」INAXギャラリー（大阪）, INAXギャラリー2（東京）
1991年：「MATERIAL EVOLUTION」パルコ・ギャラリー（東京）
1995年：「WASTE」かねこ・あーとギャラリー（東京）
2002年：「WATCH」art & river bank（東京）
2005年：「COVER」art & river bank（東京）
2008年：「EMPERORS」ZEIT-FOTO SALON（東京）
2008年：「IN TOKYO＋EMPEROR OF JAPAN」gallery ART UNLIMITED（東京）
2009年：「EIJI INA Contacts EMPEROR OF JAPAN」gallery ART UNLIMITED（東京）
2016年：「失われた棗椰子 Palmya which is lost」art & river bank（東京）
2019年：「TWINS - 都市と自然の相似形 -」gallery ART UNLIMITED（東京）
2020年：「残滓の結晶～CRYSTAL of DEBRIS～」キヤノンギャラリー S（東京）
2021年：「伊奈英次 作品展 天皇陵」JCII PHOTO SALON (東京)
2023年：「伊奈英次 作品展 国の鎮め ヤスクニ」JCII PHOTO SALON (東京) / 7月4日開催予定
1995年：『WASTE』 / 自費出版
1998年：『WASTE』 / Nazraeli Press
2008年：『Emperor of Japan』 / Nazraeli Press
2015年：『YASUKUNI』/ Far East Publishing
2020年：『残滓の結晶 ̶Crystal of debris ̶』/ 東京綜合写真専門学校 出版局
1988年：『日本写真全集第12巻 ニューウェーブ』小学館
2003年：『流動する美術-VIII 都市風景のメカニズム 伊奈英次・金村 修の写真』 福岡美術館
2009年：相模原市総合写真際 『フォトシティさがみはら2009』 公式ガイドブック 相模原市役所国際課内フォトシティさがみはら実行委員会事務局
伊奈英次 Eiji Ina Photography works（公式サイト）
伊奈英次の作品は、日本の近現代における複雑な問題を、独自の視点と緻密な技術で捉え、観る者に深い思考を促します。都市の風景、廃棄物、軍事施設、歴史的建造物など、多様なテーマを通じて、現代社会の様々な側面を鋭く照らし出しています。写真家としての活動だけでなく、教育機関での指導や講演など、幅広い活動を通じて、写真文化の発展に貢献しています。
初期の作品では、8×10の大型カメラを用いて東京の都市景観を精緻に捉えたモノクロ写真で注目を集めました。その後の作品では、在日米軍基地の通信アンテナ、産業廃棄物、都市に点在する監視カメラ、天皇陵など、都市、環境、軍事、歴史といった、日本の近現代史を深く掘り下げたテーマを撮影しています。
2019年からは、Crystal of Debris「残滓の結晶」シリーズにおいて、デジタルバグの可能性を追求し、新たな表現領域を開拓しています。
受賞歴
1988年：第4回東川町国際写真フェスティバル 東川賞新人賞
1998年：レオボルト・ゴドウィスキーJr.カラー写真賞 入賞
2009年：さがみはら写真賞2009
主な個展
1981年：「都市の肖像」フォトギャラリー・アウル（東京）
1984年：「In Tokyo」ZEIT-FOTO SALON（東京）
1987年：「ZONE」ZEIT-FOTO SALON（東京）
1989年：「人工楽園」INAXギャラリー（大阪）, INAXギャラリー2（東京）
1991年：「MATERIAL EVOLUTION」パルコ・ギャラリー（東京）
1995年：「WASTE」かねこ・あーとギャラリー（東京）
2002年：「WATCH」art & river bank（東京）
2005年：「COVER」art & river bank（東京）
2008年：「EMPERORS」ZEIT-FOTO SALON（東京）
2008年：「IN TOKYO＋EMPEROR OF JAPAN」gallery ART UNLIMITED（東京）
2009年：「EIJI INA Contacts EMPEROR OF JAPAN」gallery ART UNLIMITED（東京）
2016年：「失われた棗椰子 Palmya which is lost」art & river bank（東京）
2019年：「TWINS - 都市と自然の相似形 -」gallery ART UNLIMITED（東京）
2020年：「残滓の結晶～CRYSTAL of DEBRIS～」キヤノンギャラリー S（東京）
2021年：「伊奈英次 作品展 天皇陵」JCII PHOTO SALON (東京)
2023年：「伊奈英次 作品展 国の鎮め ヤスクニ」JCII PHOTO SALON (東京) / 7月4日開催予定
写真集
1995年：『WASTE』 / 自費出版
1998年：『WASTE』 / Nazraeli Press
2008年：『Emperor of Japan』 / Nazraeli Press
2015年：『YASUKUNI』/ Far East Publishing
2020年：『残滓の結晶 ̶Crystal of debris ̶』/ 東京綜合写真専門学校 出版局
参考文献
1988年：『日本写真全集第12巻 ニューウェーブ』小学館
2003年：『流動する美術-VIII 都市風景のメカニズム 伊奈英次・金村 修の写真』 福岡美術館
2009年：相模原市総合写真際 『フォトシティさがみはら2009』 公式ガイドブック 相模原市役所国際課内フォトシティさがみはら実行委員会事務局
外部リンク
伊奈英次 Eiji Ina Photography works（公式サイト）
伊奈英次の作品は、日本の近現代における複雑な問題を、独自の視点と緻密な技術で捉え、観る者に深い思考を促します。都市の風景、廃棄物、軍事施設、歴史的建造物など、多様なテーマを通じて、現代社会の様々な側面を鋭く照らし出しています。写真家としての活動だけでなく、教育機関での指導や講演など、幅広い活動を通じて、写真文化の発展に貢献しています。
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