伊藤園お〜いお茶新俳句大賞

伊藤園お〜いお茶新俳句大賞

伊藤園が主催する「お〜いお茶新俳句大賞」は、俳句を通して日本文化の魅力を発信することを目的としたコンテストです。従来の俳句の形式にこだわらず、自由な発想で表現できる「新俳句」というスタイルを提唱し、幅広い層からの応募を歓迎しています。

概要

1989年に始まったこのコンテストは、「日本文化の核をなすお茶と俳句の蜜月を取り戻し、今の時代の形に変え、次世代と世界へ発信していく活動」として位置づけられています。2017年には、日本政府が推進する「beyond2020プログラム」の認証を受け、文化振興への貢献が認められました。

第一回は「高校生以下の部」「大学生の部」「一般の部」の3部門からスタートし、回を重ねるごとに規模を拡大。最新の第三十五回では、「新俳句フォトの部」や「英語の部」を含む計7部門で作品を募集しています。

入賞作品（佳作特別賞まで）には、伊藤園から発売されている「お〜いお茶」シリーズのパッケージに印刷されるという特典があります。自身の作品が多くの人の目に触れる機会となるだけでなく、受賞者には作品が掲載されたお〜いお茶が提供されます。

審査員

各回の審査員は、俳句界だけでなく、写真、文学、音楽など、様々な分野で活躍する著名人が務めます。多様な視点から作品を評価することで、より魅力的な作品を選出しています。

第三十五回（2024年）の審査員

日本語俳句
浅井愼平（写真家）
安西篤（俳人）
いとうせいこう（作家・クリエーター）
金田一秀穂（日本語学者）
神野紗希（俳人）
夏井いつき（俳人）
堀田季何（俳人）
宮部みゆき（作家）
村治佳織（ギタリスト）
英語俳句
アーサー・ビナード（詩人）
星野恒彦（俳人）

過去の審査員

過去には、俳句界の重鎮である金子兜太をはじめ、阿川佐和子、鈴木敏夫、江國香織など、各界の著名人が審査員を務めています。

外部リンク

伊藤園お〜いお茶新俳句大賞

「お〜いお茶新俳句大賞」は、俳句に親しむきっかけとして、また、自身の才能を発揮する場として、多くの方々に開かれています。自由な発想で、あなただけの「新俳句」を詠んでみませんか。

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