伊藤康祐

伊藤 康祐（いとう こうすけ）

基本情報

• - 生年月日: 2000年2月3日
• - 出身地: 愛知県蒲郡市
• - 職業: 社会人野球選手、元プロ野球選手（外野手）
• - 投打: 右投右打
• - 兄: JR東海所属の社会人野球選手・伊藤寛士

経歴

プロ入り前

伊藤康祐は小学1年生の時に野球を始め、その後「岡崎葵ボーイズ」で小学4年生から中学3年生まで活動をしました。ポジションは主に投手と遊撃手を務めていました。中学1年生の時には、ボーイズリーグの日本代表として「カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会」に出場し、2番・二塁手として日本チームの優勝に貢献し、最優秀選手の称号を得ました。また、中学3年生のときには野茂ベースボールクラブの「JUNIOR ALL JAPAN BOY MEETS WORLD」に選出されてロサンゼルス遠征を経験しました。

高等学校は中京大中京高校に進学し、1年秋にはレギュラーとなりました。2年秋からは主将を務め、チームを優勝に導くなど、その才能を発揮します。特に3年生の時は、主に「1番・中堅手」として活躍し、県予選での打率は.407を記録し、再び県予選優勝に貢献しました。甲子園では初戦で本塁打を放ち、U-18W杯にも出場しました。高校通算で21本の本塁打を記録し、チームメイトにはプロ入り後にも共演する鵜飼航丞や伊藤稜がいました。

2017年のドラフト会議で中日ドラゴンズから5位指名を受け、契約金は3000万円、年俸550万円で入団し、背番号49を付けました。

中日時代

プロ入り初年度の2018年は一軍出場がありませんでしたが、2019年の4月30日の読売ジャイアンツ戦でスタメン出場し、初安打を達成。その後、初の猛打賞を記録しましたが、6月には怪我により登録抹消され、最終的に18試合の出場にとどまりました。

2020年には春季キャンプを一軍で迎えましたが、出場機会が無く終了。2021年には二軍開始後、後半から一軍での出場が増え、キャリアハイの25試合に出場。しかし、打率が.053と厳しい成績となりました。

2022年には28試合に出場し、打率.231で前年よりも改善。ただし、シーズンオフの契約更改では結果を残せなかったと悔しさを口にしました。

2023年は5月に一軍に昇格し、初盗塁やサヨナラ勝利に貢献する場面もありました。シーズン終了後には戦力外通告を受け、トライアウトに参加するも結果を残せず、退団となりました。

中日退団後

中日ドラゴンズを退団した後は、社会人軟式野球のフタバ産業野球部に入部し、平日は自動車部品の測定業務に従事しながら、週3回の練習に励んでいます。

選手としての特徴

伊藤選手は50メートル5秒8のスピードを持ち、形原中学時代には陸上部で活躍した経験があります。ユーティリティープレイヤーとして外野手に加え二塁手も務めることができます。

人物

彼が憧れる選手は松田宣浩です。このような影響を受けながら、自身のキャリアを築いています。

初記録

• - 初出場・初先発: 2019年4月30日 対読売ジャイアンツ
• - 初安打: 同日、1回表に中前安打
• - 初打点: 2019年5月8日 対広島東洋カープ
• - 初盗塁: 2023年5月12日 対東京ヤクルトスワローズ

背番号

• - 49（2018年 - 2023年）

登場曲

• - 2019年 - 2021年: ジュディ・アンド・マリー「そばかす」
• - 2021年 - 2023年: MANISH「煌めく瞬間に捕われて」

代表歴

• - 2017年 WBSC U-18ワールドカップ
• - 2018年 アジアウインターベースボールリーグ NPウエスタン選抜

参考資料

• - NPB公式サイトや関連機関で年度別成績が確認できます。

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