佐々木恒司

佐々木恒司

佐々木恒司（ささき つねじ、1902年7月25日 - 1967年12月25日）は、日本の政治家です。長野県に生まれ、地方自治の発展に貢献しました。

荒川区議会議員として

1932年、佐々木は荒川区議会議員に初当選し、以後3期15年にわたり区政に携わりました。この間、1945年2月から1947年4月には、第5代荒川区議会議長を務め、区政の円滑な運営に尽力しました。

東京都議会議員として

1947年、佐々木は東京都議会議員選挙に荒川区選挙区から立候補し、初当選を果たしました。以後、6期にわたり都議会議員を務め、都政の発展に大きく貢献しました。都議会では、交通委員会委員長（1950年 - 1951年）、都議会自由党幹事長（1952年 - 1953年）などの要職を歴任し、都政の重要課題に取り組むとともに、都議会における自由党の活動を牽引しました。

1953年6月には、第9代東京都議会議長に就任し、都議会全体の運営を担いました。また、全国都道府県議会議長会会長も務め、地方議会の発展にも尽力しました。1954年6月に議長を退任した後も、治安文教委員会委員長（1956年 - 1957年）、各会計決算審査特別委員会委員長（1959年 - 1960年）、東京都議会自民党政調会長（1962年 - 1963年）、財務主税委員会委員長（1966年 - 1967年）を歴任し、都政の各分野で重要な役割を果たしました。

その他の活動と晩年

佐々木は、都議会議員として長きにわたり都政に貢献しましたが、1967年12月25日、議員在職中のまま逝去しました。

栄典

佐々木の功績を称え、1956年には藍綬褒章が授与され、没後には従五位・勲四等瑞宝章が贈られました。

佐々木恒司は、地方政治の発展に尽力した政治家として、その功績は永く語り継がれるでしょう。

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