佐世保地域広域市町村圏組合

佐世保地域広域市町村圏組合は、1995年から2009年まで存在した長崎県北部の2市5町によって構成された一部事務組合（特別地方公共団体）です。事務局は佐世保市花園町に置かれ、佐世保市長が組合管理者を務めていました。

概要

1972年4月に「佐世保広域市町村圏」が設置され、1994年に「地方拠点都市区域」に指定されたことを受け、圏域全体の事業推進のため、1995年7月25日に佐世保地域広域市町村圏組合が発足しました。この組合は、広域市町村圏振興整備措置要綱に基づき、広域行政圏計画の策定や、構成市町による観光・物産等の共同宣伝、イベント開催などを実施しました。ただし、消防業務については、広域消防の範囲は組合構成市町と同じでしたが、業務は佐世保市に他の市町が委託する形となり、組合では扱われませんでした。

2009年3月31日をもって佐世保地域広域市町村圏組合は解散し、その役割は連携中枢都市圏構想に基づく『西九州させぼ広域都市圏』へと引き継がれました。西九州させぼ広域都市圏は、2019年に発足し、佐世保市を中心とした広域的な連携を推進しています。

構成市町

佐世保地域広域市町村圏組合は、発足当初は1市13町で構成されていましたが、市町村合併を経て、解散時には以下の2市5町で構成されていました。

佐世保市
西海市
北松浦郡 佐々町
北松浦郡 小値賀町
東彼杵郡 波佐見町
東彼杵郡 川棚町
東彼杵郡 東彼杵町

関連項目

西九州させぼ広域都市圏 - 佐世保地域広域市町村圏組合の解散後、その役割を引き継いだ広域連携組織。
佐世保市消防局 - 佐世保地域広域市町村圏組合の構成市町を管轄区域とする消防機関。
佐世保都市圏 - 佐世保市を中心とした都市雇用圏。

外部リンク

* 長崎県北『旬の情報』サイト 西海圏webサイト - ウェイバックマシン

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