佐久間亮三

佐久間亮三

佐久間亮三は、1894年11月6日に生まれ、1969年3月26日に76歳で亡くなった、日本の陸軍軍人です。最終階級は陸軍中将で、騎兵科の将校としてそのキャリアを築きました。

軍歴

1915年（大正4年）5月25日、陸軍士官学校（27期）を卒業し、同年12月25日に陸軍騎兵少尉に任官、騎兵第9連隊に配属されました。その後、1919年（大正8年）4月15日には陸軍騎兵中尉に昇進しています。

1922年（大正11年）12月14日には陸軍大学校に入校し、1924年（大正13年）8月20日に陸軍騎兵大尉に昇進、再び騎兵第9連隊に配属されます。1925年（大正14年）11月27日、陸軍大学校（37期）を卒業後、同年12月26日には騎兵第9連隊の中隊長に任命されました。

1926年（大正15年）12月10日には陸軍省軍務局附勤務となり、1927年（昭和2年）1月18日には再び騎兵第9連隊附となります。同年12月16日には関東軍司令部附を命じられました。

1931年（昭和6年）8月1日、陸軍騎兵少佐に昇進し、騎兵第8連隊附となります。1932年（昭和7年）4月11日には再び関東軍司令部附に配属されました。

1935年（昭和10年）8月1日には陸軍騎兵中佐に昇進し、第10師団参謀となります。1938年（昭和13年）1月4日には騎兵第25連隊長に就任し、同年3月1日には陸軍騎兵大佐に昇進しました。1939年（昭和14年）3月9日には関東軍司令部附となり、同年8月1日には第104師団参謀長に任命され、1940年（昭和15年）11月13日まで務めました。

1940年（昭和15年）12月2日には陸軍騎兵学校幹事に就任し、1941年（昭和16年）8月25日には陸軍少将に昇進、同年12月1日には陸軍騎兵学校長となりました。

1944年（昭和19年）2月16日には勲二等瑞宝章を受章しています。同年7月28日には第14方面軍参謀長に就任し、同年10月5日には南方軍総司令部附、同年12月26日には第2方面軍参謀長を歴任しました。

1945年（昭和20年）3月1日には陸軍中将に昇進、同年3月15日には従四位に叙せられました。同年5月29日には参謀本部附となり、同年7月9日には第55師団長に任命されました。

戦後

1948年（昭和23年）1月31日、公職追放の仮指定を受けました。



佐久間亮三は、騎兵科の将校として、そのキャリアの大半を騎兵部隊で過ごし、その経験を活かして各方面で活躍しました。第二次世界大戦中は、方面軍の参謀長や師団長といった要職を歴任し、終戦を迎えました。戦後は公職追放となり、その後の人生を静かに過ごしたとされています。

もう一度検索