佐月麻理子

佐月 麻理子について

佐月 麻理子（さつき まりこ、1988年4月19日生まれ）は、東京都中央区月島出身の女流プロ雀士です。彼女は日本プロ麻雀協会に所属しており、麻雀界で数々のタイトルを手に入れてきた実力派選手です。特に、場況に応じた独特な打ち方や仕掛け方を得意としており、その戦略的なスタイルが多くのファンに支持されています。 主なタイトルとしては、第14期・第19期の女流雀王や、第26期の麻雀マスターズ優勝があります。

経歴

プロデビューから女流雀王戴冠まで

佐月は小学3年生の頃から麻雀に触れ始め、大学に入ってから本格的にルールをマスターしました。埼玉県南越谷の雀荘で技術を磨き、2012年に日本プロ麻雀協会の第11期前期生として入会します。そして、同年の雀王戦で公式戦デビューを飾りました。2015年には第14期の女流雀王戦でAリーグに昇格し、リーグ戦の首位で女流雀王決定戦に進出。彼女は見事、前女流雀王・豊後葵を破って優勝を果たしました。

2016年の挑戦

2016年、佐月は四神降臨2016女流王座決定戦に参加しますが、決勝で同協会の朝倉ゆかりに敗れます。また、日本プロ麻雀連盟主催の第1回女流麻雀日本シリーズにも現女流雀王として参加しましたが、プレーオフで5位に終わりました。同年は女流モンドチャレンジマッチにも出場しましたが、二階堂亜樹に敗北。一方で、麻雀最強戦2016女流プロ代表決定戦では予選B卓を首位で通過しましたが、決勝卓で3位に終わります。年末には第15期女流雀王決定戦で最下位となり、女流雀王の座を朝倉に譲る結果に終わりました。

2017年の栄光

2017年、佐月は発王戦に参加しベスト16に名を連ね、その後四神降臨2017女流王座決定戦で決勝進出はならなかったものの、同年4月末に日本プロ麻雀連盟主催の第26期麻雀マスターズで優勝。女流プロとしては清水香織に続く快挙を成し遂げました。

2018年の挑戦と結果

佐月は2018年も挑戦を続け、四神降臨2018女流王座決定戦で予選落ちしますが、麻雀最強戦や女流モンド杯でも奮闘しました。7月には麻雀プロの4団体を集めた「麻雀ウォッチ プリンセスリーグ」に出場し、予選を突破しますが準決勝では敗れました。

2019年、再びの快進撃

2019年にはNPM選抜総選挙で12位になり、その後の対局で優勝を果たします。麻雀最強戦2019女流プレミアトーナメントで決勝に進出しますが4位に終わります。

2020年、再び女流雀王の座へ

2020年には新たにチーム戦が開催され、リーダーを務めた佐月ですが、チームは惜しくも予選で敗退。4月には第19期女流雀王戦で決定戦に進出し、その最終対局で四暗刻をツモり、見事に女流雀王の座を再奪取しました。

雀風と人物

佐月の麻雀スタイルは、鳴き仕掛けを多用しながらも状況に応じた適切な打ち筋を持つと評されています。彼女のキャッチフレーズには「乙姫の玉手箱」や「鳴きテロリスト」があり、その独自性を象徴しています。趣味は睡眠ということで、彼女の多才な一面が窺えます。

獲得タイトル

• - 女流雀王 2期（第14・19期）
• - 麻雀マスターズ 1期（第26期）
• - NPM選抜総選挙2018 優勝

佐月麻理子の今後の活躍にもぜひ注目したいと思います。

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