信濃安田駅

信濃安田駅（しなのやすだえき）は、かつて長野県飯山市に位置していた長野電鉄河東線（木島線）の駅です。駅は飯山市街地やJR飯山駅に比較的近い場所にあり、当時の飯山駅からは千曲川を挟んで約1.5kmの距離でした。

歴史

信濃安田駅は、1925年（大正14年）7月12日に安田駅として開業しました。その後、1930年（昭和5年）12月10日に信濃安田駅へと改称されました。駅は長らく地域住民の足として利用されましたが、1968年（昭和43年）4月1日に手小荷物営業が廃止され、1993年（平成5年）10月1日には無人駅となりました。2002年（平成14年）3月31日、木島線の廃線に伴い、信濃安田駅もその歴史に幕を閉じました。

駅構造

廃止時の信濃安田駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。ホームの入口には待合室が設けられており、ホーム全体には屋根が設置されていました。無人駅となってからは、駅員が配置されることはありませんでした。

廃線後

駅の廃止後、ホームや線路は撤去され、駅があった場所は更地となりました。しかし、信州中野方面には旧トンネルが残されており、当時の面影をわずかに残しています。駅の代替として、近くの千曲川堤防道路には「安田」バス停が設置され、地域住民の交通手段を確保しています。

隣の駅

長野電鉄

■河東線（木島線）

田上駅 - 信濃安田駅 - 木島駅

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
廃駅

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