倉持明

倉持 明（くらもち あきら）

倉持明は1952年7月20日生まれで、神奈川県横浜市中区出身の元プロ野球選手です。ポジションは投手として活躍し、また解説者としても知られています。彼の愛称には「クラさん」や「ヒゲクラ」があります。家庭では2人の息子と1人の娘があり、長女の明日香は元AKB48のメンバーです。

経歴

プロ入り前

倉持は横浜第一商業高校に在学中、1970年の全国高等学校野球選手権神奈川大会決勝で東海大相模にエース兼5番打者として対戦しましたが敗退しました。高校卒業後、1970年秋のNPBドラフトでヤクルトアトムズから12位指名を受けるも入団を辞退し、日本鋼管へ入社。その後、ロッテオリオンズに入団するためのチャンスをつかみました。

プロ入り後

倉持は1972年にロッテに入団し、1年目から一軍での公式戦に出場し始めました。1974年にはチームのパシフィック・リーグ優勝と日本シリーズ制覇に大いに貢献し、その後の1975年からは救援専念に移行しました。1978年にはアンダースローに転向し、再び投球フォームをオーバースローに戻した後、1980年にはリーグ最多の18セーブを記録しました。

解説者としては独自の表現で野球情報を伝え、多くのファンに支持されています。特に、彼の投手としての経験に基づいた斬新な視点からのコメントは、多くの注目を集めました。また、彼は「炎のストッパー」として名を馳せ、試合の危機的状況でも冷静にリードする姿が印象的でした。

現役引退後

倉持は引退後もアートネイチャーのCMに出演し、色々なメディアで活動しました。1984年から1992年にはテレビ東京の解説者を務め、その後も千葉テレビ放送『マリーンズナイター』で解説を続けています。さらに、彼は横浜市内で保険代理店を経営しつつ、若手選手の指導にあたる軟式野球チームの監督も務めています。

家族

長女の倉持明日香は、もともと歯科衛生士を目指していましたが、父の影響でAKB48のオーディションを受け、見事合格。彼女はこれにより芸能界デビューを果たしました。在籍中には数々のメディア出演を行い、父との親子バッテリーも実現。倉持明は明日香のオーディション応募に当初反対していたものの、その熱意に心を動かされ、応募を認めたと伝えられています。

まとめ

倉持明は、プロ野球界における投手のキャリアだけでなく、その後の解説者としての活動や家族との深い絆でも知られています。彼の奔放なキャラクターと独特の視点は、これからも多くのファンに親しまれることでしょう。

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