倉敷郵便局

倉敷郵便局に関する詳細

倉敷郵便局（くらしきゆうびんきょく）は、岡山県倉敷市に所在する郵便局で、地域に重要な役割を果たしている。民営化以前は集配普通郵便局として分類されており、歴史は1872年に遡ります。

概要

倉敷郵便局の住所は岡山県倉敷市鶴形1-8-15であり、広島支店倉敷出張所としてのゆうちょ銀行倉敷店（取扱店番号540120）も併設されています。現在のところ分室は存在しませんが、かつて片島分室がありました。この分室は2011年に設置され、2017年に岡山郵便局へ移管される形で廃止されました。

出張所としてのATMは民営化以前から設置されていたイオンモール倉敷や倉敷中央病院、ジャスコ倉敷店内に今も存在し、現在もゆうちょ銀行広島支店が管理しています。

沿革

倉敷郵便局は1872年の開設以来、数々の重要な変遷を経て現在に至っています。1873年には倉敷郵便役所に改称され、1875年には四等郵便局へと昇格しました。1891年には郵便電信局となり、もはや郵便業務だけでなく電信業務も行うようになりました。

1957年には電話通話業務も開始し、1966年には新たな局舎に移転しました。1984年には局舎が再度新築され、1987年には集配業務の一部が他の郵便局に移管されました。1992年からは外国通貨の両替や旅行小切手の取り扱いも始まり、国際的にも取引の幅を広げています。2006年以降、さまざまな地域区分の変更を経て、2007年には民営化が実施され、郵便事業倉敷支店やゆうちょ銀行倉敷店に一部業務が移管されました。

2012年には郵便事業倉敷支店が倉敷郵便局に統合され、2015年には茶屋町郵便局からの業務移管が行われました。2018年には新たな集配区域の移管が実施され、地域のニーズに応じたサービス提供が継続されています。

取扱内容

倉敷郵便局では、郵便物、印紙、ゆうパック、内容証明などの郵便サービスを提供しています。また、各種保険商品やバイク自賠責、自動車保険、がん保険を取り扱い、地域住民の生活を支える多様な金融サービスを提供しています。対象地域には倉敷市の一部や岡山市南区の一部が含まれ、適用される郵便番号も複数存在します。

ゆうゆう窓口としての機能も持ち、貯金、貸付、為替、振替、振込といった各種金融業務が行われ、周辺のATMも利用可能です。

アクセス

倉敷郵便局へのアクセスは非常に便利で、JR山陽本線および伯備線の倉敷駅から南口で下車し、徒歩約10分。また、水島臨海鉄道水島本線の倉敷市駅からもアクセス可能です。さらに、周辺には岡山地方裁判所や倉敷中央病院、国道429号など重要な施設も点在し、大変便利な立地です。駐車場も完備されており、訪問に際しても問題はありません。

もう一度検索