側嶋秀展

側嶋秀展（そばしまひでのぶ）は、1956年生まれの日本の外交官です。福岡県出身で、1981年に東京大学法学部を卒業後、外務省に入省しました。

外務省では、イギリス、ケニア、ジュネーブなど、様々な国での勤務を経験しました。本省では、経済局国際エネルギー課長や総合外交政策局国際社会協力部地球環境課長などを歴任し、国際的なエネルギー問題や地球環境問題にも取り組んでいます。また、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部公使、在サマーワ外務省連絡事務所長、在フィリピン日本国大使館公使兼マニラ総領事など、在外公館での要職も務めました。外務副報道官兼広報文化交流部参事官としては、日本の外交政策や文化を国内外に発信する役割を担いました。

2011年にはメルボルン総領事に就任し、オーストラリアとの関係強化に努めました。その後、参議院事務局国際部長、外務省大臣官房付を経て、2016年から駐ザンビア特命全権大使に任命され、ザンビアにおける難民支援など、人道的な活動にも積極的に取り組みました。2019年からは、駐ミクロネシア特命全権大使として、ミクロネシアとの友好関係の深化に貢献しました。2022年には、テックインターナショナルの顧問に就任し、外交の経験を活かして、民間企業での活動にも携わっています。

側嶋秀展は、長年にわたり、日本の外交に貢献してきた人物であり、その幅広い経験と国際的な視野は、今後の日本外交においても重要な役割を果たすことが期待されます。

もう一度検索