優宇

優宇（ゆう）

優宇は日本の女子プロレスラーで、現在はプロレスリングEVEに所属しています。血液型はA型で、千葉県の出身です。プロレス界において彼女は、数々のタイトルと戦績を持つ注目の選手として知られています。

経歴

優宇のプロレスラーとしてのキャリアは、2015年5月23日に始まりました。この日、東京女子プロレスの北沢タウンホール大会にて練習生の一人として初めて紹介されました。2015年12月12日には、春日部ふれあいキューブ大会でエキシビジョンマッチを行い、変形アームロックで勝利。その後、2016年1月4日の後楽園ホール大会でのデビューが発表されました。

デビュー戦は同年の1月4日、後楽園ホールでののどかおねえさん戦です。優宇はこの試合で腕極めケサ固めを駆使して勝利を収めました。8月13日には新宿FACE大会で開催された東京プリンセスカップの決勝に出場し、中島翔子を破って初優勝を果たし、無敗のままデビューからの記録を続けました。

続く9月22日には、同じく新宿FACE大会でのTOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権に初挑戦し、シングル戦無敗のまま王者となる山下実優を下し、第2代女王に輝きました。

しかし、2017年6月4日の坂崎ユカとの試合でプリプリ王座5度目の防衛戦に敗れ、初黒星を喫しました。その後、同年の8月26日、アイアンマン3WAY戦で防衛に成功し、9月24日にはDDTの後楽園ホール興行でアイアンマンヘビーメタル級選手権に挑むも、序盤で王座を奪われましたが、試合終了後には大石真翔を下し再び王者に返り咲きました。

2018年12月1日、優宇はフリー選手として活動するため、東京女子プロレスを退団しました。以降は様々な団体で活躍し、特にプロレスリングEVEやセンダイガールズプロレスリングでの試合が印象的です。2020年10月4日、センダイガールズワールドタッグチームチャンピオンシップにて、橋本千紘とのタッグで挑戦し、見事勝利を収め第10代王者となりました。

2022年には、いくつかのタイトルを獲得し続け、特に8月11日にはPURE-J後楽園ホール大会で無差別級王座を奪取しました。そして11月13日、ロンドンでのプロレスリングEVE大会において自身のPURE-J認定無差別級王座を賭けたダブルタイトルマッチで勝利し第7代EVEインターナショナル王者となりました。

人物

小学生の際、DDTのプロレスを観戦し選手たちと交流を持った優宇は、その後プロレスラーを目指しましたが、親の反対に遭い、木村浩一郎に勧められ柔道を始めます。高校時代に一時不登校となったこともありましたが、木村の道場に通い立ち直り、その中でレスリングも学び始めました。さらにDDTのプロレス教室で訓練を重ね、東京女子の練習生となりました。リングネームの「優宇」は、恩人である木村浩一郎から由来しています。

得意技

優宇は様々な得意技を持っており、中でも「ラストライド」は恩師・木村浩一郎の技として知られています。また、イッテンヨンやイッポンなど多彩な技を駆使し、試合に臨んでいます。

タイトル歴

• - センダイガールズプロレスリング: センダイガールズワールドタッグチームチャンピオンシップ
• - 東京女子プロレス: 東京プリンセスカップ優勝、TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス王座
• - DDTプロレスリング: アイアンマンヘビーメタル級王座
• - PURE-J女子プロレス: PURE-J認定無差別級王座
• - プロレスリングEVE: EVEインターナショナル王座

まとめ

優宇は女子プロレス界で重要な存在であり、彼女のキャリアは多くのファンに支持されています。今後の活躍にも期待が寄せられており、彼女の情熱はリングにおいてますます表現され続けるでしょう。

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