入絵加奈子

入絵加奈子のプロフィール

入絵加奈子（いりえ かなこ、本名：吉次 加奈子）は、1969年3月27日に福岡県福岡市で生まれた日本の女優および声優です。彼女は現在、オスカープロモーションに所属し、未婚のままキャリアを積んでいます。

経歴

加奈子は福岡市にある川副バレエ学苑でバレエを習い、芸術的な素養を身につけました。大学時代には玉川大学に通いながら、『ミス・サイゴン』のオーディションに合格し、本田美奈子.と共演する形でキム役を演じることで芸能界入りを果たしました。この舞台での成功を基に、加奈子はその後も活発に舞台や映画、テレビドラマに出演していきます。

主な出演作品

テレビドラマ

入絵加奈子は多くのテレビドラマに出演しています。特に、1990年に放送された『鬼平犯科帳』では、千代役を演じ、注目を集めました。その他、1998年の『いのちの器』や、1999年の『盲目主婦 山科冬子〜私は夫に殺される〜』など、さまざまな作品に登場しています。さらに、2014年にはNHKの『軍師官兵衛』にも出演し、彼女の演技力が高く評価されました。

映画

映画の世界でも彼女は存在感を発揮しており、2004年の『下妻物語』では白百合イチゴの母役、2017年には『全員死刑』で首塚ナオミ役を演じるなど、多彩な役柄をクリアしています。

舞台

舞台でも活躍する加奈子は、1992年の『ミス・サイゴン』でのキム役を始め、多数の作品で主演や重要な役を務めました。代表作としては、1994年の『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役や、1995年の『魔女の宅急便』における主人公・キキ役などが挙げられます。2022年から2024年の『モダン・ミリー』ではミス・フラナリー役を演じ、現在も活躍の幅を広げています。

声優活動

アニメやOVAでも数多くのキャラクターを演じた入絵加奈子。『るろうに剣心』や『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』などの有名作品に登場しています。また、ゲームや吹き替え作品でもその声の魅力を発揮し、多岐にわたって才能を見せてきました。

その他の活動

入絵加奈子は、バラエティ番組にも参加し、2012年にはNHK Eテレの『Rの法則』で声優対決に出演するなど、幅広いメディアに登場しています。また、松任谷由実のミュージックビデオにも出演し、さまざまなジャンルでの活動が見受けられます。

総括

入絵加奈子は、日本のエンターテインメント界で長年にわたり活躍してきた実力派の女優・声優です。多彩な役柄をこなすことで多くのファンに愛され、今後の活動も期待される存在です。彼女のキャリアは、舞台からテレビ、アニメ、映画、さらには声優としての活動に至るまで、常に新たな挑戦を続けています。

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