入間ケーブルテレビ

入間ケーブルテレビ株式会社

入間ケーブルテレビ株式会社（略称：ICTV）は、埼玉県入間市に拠点を置く第三セクター方式のケーブルテレビ事業者です。1985年（昭和61年）6月3日に設立され、1990年（平成2年）4月に開局しました。主な事業は、多チャンネルテレビ放送、高速インターネット接続、IP電話サービスを提供することであり、地域の情報通信インフラを支えています。

サービスエリアと組織

サービスエリアは、埼玉県入間市のほか、東京都西多摩郡瑞穂町、埼玉県東松山市および比企郡（滑川町、嵐山町）、埼玉県毛呂山町に及びます。これらの地域の一部では、グループ傘下の瑞穂ケーブルテレビ、東松山ケーブルテレビ、ゆずの里ケーブルテレビがサービスを提供しています。

入間ケーブルテレビは第三セクターとして地域に根差した運営を行い、前述のケーブルテレビ事業者3社に加え、地域コミュニティFM局のエフエム茶笛も傘下に持つグループ体制を構築しています。これにより、広範囲における連携強化や地域情報の発信力向上を図っています。

主な提供サービス

テレビサービス

地上波主要テレビ局の再送信を中心に、専門チャンネルや有料オプションチャンネルを提供しています。デジタル放送サービスは、日本デジタル配信株式会社からの技術協力を得て提供しています。過去には一部チャンネルの配信を終了しています。

コミュニティチャンネル「チャンネル あい」

地域情報発信の核となる「チャンネル あい」（地上デジタル111ch）を運営し、地域住民向けの様々な情報を発信しています。

自主制作番組

地域密着の姿勢を反映し、多くの自主制作番組を制作・放送しています。「ニュースいるま」「ハローいるま」「週刊いるま」といった地域ニュース番組や、地域の暮らし、文化、人々に焦点を当てた「いるまにあ」「給食だいすき」「入間の道」「元気ないるまっ子」「スマイルさん」「わがまち入間」など、多岐にわたるジャンルで地域の魅力を伝えています。

インターネット・IP電話

テレビサービスに加え、高速インターネット接続サービスや、安価なIP電話サービスも提供しており、多様な通信ニーズに対応しています。

関連情報

入間ケーブルテレビの事業は、電気通信事業者協会や、セットトップボックスなどの機器、そしてCATV技術協会、日本ケーブルラボ、日本ケーブルテレビ連盟といった業界団体と関連しています。これらの関係を通じて、サービスの提供・維持・向上に努めています。

まとめ

入間ケーブルテレビは、埼玉県および東京都の一部地域において、情報通信サービスと地域情報提供を通じて社会に貢献しています。第三セクターとしての特性と、関連会社グループとの連携を活かし、地域に密着した事業展開を続けています。

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