全国労働金庫協会

一般社団法人労働金庫協会について

一般社団法人労働金庫協会（略称：労金協）は、日本国内の労働金庫の中央機関として活動する団体です。労働金庫法に基づき、会員である労働金庫の組織運営、事業、経営に関する指導、職員の育成、そして労働金庫間の連携と調整を主な目的としています。

協同組織との連携

労金協は、労働金庫を「労働組合や生活協同組合の仲間が、互いに助け合うために資金を出し合って設立した協同組織の金融機関」と定義しています。この理念に基づき、労働組合や生活協同組合などの協同組織と連携し、地域社会への貢献を目指しています。

具体例として、全国13の労働金庫は全国労働者共済生活協同組合連合会（こくみん共済）と協力し、こくみん共済の代理店として「労金住宅ローン専用火災共済（付帯自然災害共済含む）」の募集業務を行っています。これは、協同組織間の連携による相乗効果を示す良い例と言えるでしょう。

国内外の連携

国内においては、日本協同組合連携機構（JCA）や労働者福祉中央協議会に参加し、協同組合運動の発展に貢献しています。また、国際的には、2010年9月に国際協同組合同盟（ICA）に日本の労働金庫の代表として加盟し、国際的な協同組合運動にも積極的に関わっています。

関連組織

労金協は、以下の関連組織と連携して、労働金庫業界全体の発展に努めています。

労働金庫連合会：労働金庫の系統中央機関としての機能を果たしています。
日本労働者信用基金協会：全国の労働金庫や都道府県労働信用組合の出資により設立された信用保証機関です。

構成組織

労金協は、以下の13の労働金庫によって構成されています。

北海道労働金庫
東北労働金庫
中央[[労働金庫]]
新潟県労働金庫
長野県労働金庫
静岡県労働金庫
北陸労働金庫
東海労働金庫
近畿労働金庫
中国[[労働金庫]]
四国労働金庫
九州[[労働金庫]]
沖縄県労働金庫

これらの労働金庫は、それぞれの地域において、労働者や生活者のための金融サービスを提供しています。

まとめ

一般社団法人労働金庫協会は、労働金庫業界の発展と、協同組織との連携を促進する重要な役割を担っています。労働金庫は、単なる金融機関ではなく、相互扶助の精神に基づいた協同組織であり、その活動は地域社会の発展に大きく貢献しています。

参考情報

労働金庫協会

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