全国地域政党連絡協議会

全国地域政党連絡協議会について

全国地域政党連絡協議会（略称：地域政党サミット）は、日本国内における地域政党同士の連携を促進することを目的とした団体です。この組織は、地域住民が主体的に自治を行い、その結果として有権者の選択肢を増やすことで地方自治体や地方議会を活性化することを目指しています。

役職とメンバー

この協議会のトップには、代表にさんのへあや氏と河村諒氏が就任しており、事務局長は香川真二氏が務めています。また、顧問には有名な地域政治家である石田芳弘氏、村山祥栄氏、樫野孝人氏が名を連ねています。これらのメンバーは地域行政における専門知識と経験を生かし、活動を推進しています。

目的と理念

全国地域政党連絡協議会の理念は、地域に根ざした政治活動の強化にあります。特に、現行の法律では政党扱いされない地域政党の地位向上を図るとともに、地域政党に関する学術研究や啓発活動も推進しています。これにより、地域住民の自治意識を高め、地方政治の重要性を広く周知する取り組みを行っています。

沿革

この協議会は2015年に設立され、当初の幹事会や総務省への要請活動を経て、同年8月には第一回目の地域政党サミットを京都市で開催しました。以降、定期的な会合が行われ、地方政治や行政に関する問題を学ぶ場が設けられてきました。これにより参加政党同士の情報共有や政策研究が進み、輪が広がっています。

参加している地域政党

2022年4月時点で、以下の政党が全国地域政党連絡協議会に参加しています:

• - 神戸志民党（兵庫県神戸市）
• - 自由を守る会（東京都）
• - 地域政党京都党（京都府京都市）
• - 地域政党ふくちやま（京都府福知山市）
• - リベラル保守の会（東京都小金井市）
• - ネクスト草加（埼玉県草加市）
• - 地域政党あしたの川崎（神奈川県川崎市）
• - みらい松山（愛媛県松山市）
• - そうぞうぐんま（群馬県桐生市）
• - 地域政党ゆがわら（神奈川県湯河原町）

地域政党の定義

協議会は、地域政党を定義する際に以下の3点を重視しています:
1. 地域第一主義を標榜すること。
2. 国政政党と対等な立場で活動できる自主的な意志決定権を保持すること。
3. 地域に密着した広く開かれた公党を目指すこと。

活動内容

この協議会は、地域政党のネットワークを強化するための呼びかけを行い、国に対して政策提言も行っています。2022年4月には愛知県で第九回地域政党サミットを開催し、地域振興に関する講演が行われました。また、同年11月には神戸市で教育改革をテーマにしたシンポジウムも開催されるなど、活発な活動を展開しています。

出版物

協議会は、地域政党に関する情報を発信するための出版物も制作しています。この中には「情報オープン・しがらみフリーの新勢力 地域のことは地域で決める」などがあり、地域における自治の重要性を訴えています。

日本の地域政党が結集し、地域住民の意見を反映した政治が実現するための舞台が整い続けています。全国地域政党連絡協議会は、今後も地域の力を結集し、地方創生に取り組んでいくことが期待されています。

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