八丁牟田駅

八丁牟田駅について

八丁牟田駅（はっちょうむたえき）は、福岡県三潴郡大木町大字八町牟田に位置する、西日本鉄道（西鉄）天神大牟田線の駅です。この駅は、駅番号T36が付けられており、地域交通の中心として重要な役割を果たしています。駅は大木町の中心部にあり、近隣の筑後市（羽犬塚）方面からのアクセスも非常に便利です。

歴史

八丁牟田駅の歴史は1937年（昭和12年）10月1日にさかのぼります。この日に九州鉄道の駅として初めて開業しました。その後、1942年（昭和17年）には西日本鉄道の駅となり、1966年（昭和41年）には駅舎の改築が行われました。

2008年（平成20年）には、ICカード「nimoca」の使用が開始されるなど、便利な交通手段の導入が進みました。2015年には駅舎やその周辺の整備が行われ、より快適な利用が可能になりました。駅ナンバリングは2017年（平成29年）から導入され、2021年（令和3年）4月1日には駅集中管理システムが導入され、以降は終日無人駅として運営されています。

駅構造

八丁牟田駅は、2面2線のホームを持つ地上駅で、ホームの有効長は7両分があります。このため、多くの列車が発着できるよう設計されています。旅客の利便性を考慮した駅構造が評価されています。

利用状況

2022年度のデータによると、八丁牟田駅の1日平均乗降人員は約1,187人であり、多くの人に利用されていることがわかります。地域の交通の要所として、駅は毎日多くの人々に親しまれています。

駅周辺

八丁牟田駅の周辺では、駅の整備に向けた用地が町営駐車場として活用されていましたが、2015年の改装時に営業を終了しました。その後は、駐輪場や車の乗降場、ロータリーが整備され、利用者にとって便利な環境が整っています。また、屋根付き通路も設置されており、雨の日でも快適に利用できる工夫がされています。

バス路線

駅前には八丁牟田バス停が設置されており、西鉄バス久留米が運行しています。主な路線には羽犬塚線があり、大川市（大野島）や筑後市（羽犬塚駅）方面へのアクセスが可能です。バスとの接続も良好で、鉄道と合わせた利用がしやすい環境です。

隣の駅

八丁牟田駅は、西日本鉄道の天神大牟田線に位置し、隣接駅は大溝駅（T35）と蒲池駅（T37）です。特急や急行は通過しますが、普通列車が設定されており、地域間の移動を支えています。

まとめ

福岡県大木町にある八丁牟田駅は、歴史ある駅でありながら、現代的な設備や周辺環境の整備が進んでいます。地域の中心として多くの人に利用されており、今後もその重要な役割を続けていくことでしょう。

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